『スピード』
世の中には最低速度が定められている
年速何kmかはわからないけれども
その速度以下で生きることは許されない
だから、みんな必死で速度を上げる
最低速度以下にはならないように
周りの速さに遅れないように
でも、急いでいても、ゆっくりでも
たどり着くゴールは決まっている
スポーツカーには乗れなくても
自転車で少しずつ進んでいられる
後退することは許されないとしても
時には立ち止まったりできればいい
最低速度なんていらない社会
そんなことを考えながらも
背中を誰かに押されるように
僕はギアをセカンドに上げた
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【あとがき】 遅ればせながら自動車学校に通っているもので、 このような作品に仕上がりました。 ゆとりをもった安全運転で生きたいですね。
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