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作品名:ねぶの詩集3 作者:ねぶ

第129回   『PCの唄』
『PCの唄』

1TBのHDDを積んでいるからって高性能とは言い切れない

でも、1TBのHDDを積んでいるPCのCPUが386はあり得ない

どんなに遅いとしても、pentium4ぐらいは積んでいるだろう



1GBしか積んでいないPCだって低性能とは言い切れない

たとえHDDが1GBでも、CPUはCore i7なのかもしれない

一方でCPUがpentium3程度の可能性も大いにありうる



データの許容量だけではその性能を判断できない

どれだけのデータが詰まっているかもわからない

そもそもスペックを読み取れないモノが多いのが現実



だから、プレインストールされたOSで判断する

CPUが386、HDDは40MB、3.6MBのRAM

そんなPCじゃWINDOWS7は動かせないから



OSがWINDOWS7であるPCは一定の処理速度を伺える

でも、それはOSがWINDOWS XPのPCより上とも言い切れない

Core2 Quadを載せてOSはXPのPCなんていくらでもあるから



CPUだけ、HDDだけ、RAMだけ見たって処理速度はわからない

搭載OSを見ればある程度の処理速度の推量はできるけれども

わかることは最低限度のスペックであり、最高限度は知りようもない



電気屋の店員やテレビショッピングにだまされるなよ

自分だけのベンチマークテストをやってみようぜ!

今は遅いとしても、いじられるだけいじってみればいい



そもそもPCが速いから善でも、遅いから悪でもない

モノ書きのワープロ打ちにWINDOWS7なんて要らない

OSがWINDOWS2000でもそんなに困りはしないんだよ



3Dオンラインゲームをするのに、pentium4じゃつらい

それにはできる限りの高性能が必要だろう

要は「バカとハサミを使い様」、適材適所ってこと



PCなんてそんなもんさ

人間だってそんなもんさ

(2011年3月31日作)


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