『ever green』
子どもの頃から夢はそこにあった
近くにありすぎて見失うこともあった
何にでもなれると思っていたから
僕はときどき寄り道をしてしまった
そんな寄り道が僕には不安だった
僕が僕じゃないように思えたから
不安定な夢が僕を安定させるんだ
その方が僕が僕らしく活きられるから
他人は他人、僕は僕
そんな当たり前のこと
当然、知ってはいたけれど
全然、理解していなかった
知らないことだらけ
分からないことだらけ
今ならそれを理解できるよ
それだけで視界がまぶしい
たった1円分の夢の種だけど
数え切れないほどに詰まってる
光を照らし、水を与えたなら
いつか、きっと芽吹くだろう
何の根拠もない
誰の保障もない
でも、そんなものは必要なかった
僕が僕を信じられたら充分なんだ
|
|