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作品名:ねぶの詩集3 作者:ねぶ

第104回   『恋』
『恋』

思い出したくない恋がある

思い出せない恋もある

両想いだって片想いだって

いずれにしても恋は恋なんだ

酸いも甘いも今は喉の奥深く



容易く恋したいなんて言うなよ

恋に恋していいのは高校生まで

みんなもう知っているだろう?

恋がすばらしいんじゃない

あなたと出会えたことがすばらしい



手をつなぐのは嬉しい

キスするのも心地よい

SEXするのも気持ち良い

でも、何もなくても構わない

ただ、そばにいてくれたら



あなたはいつまでも僕の特別な人

他の女友達なんていなくてもいい

あなたが僕を忘れたとしても

僕はきっとあなたを忘れない

大好きや愛してるじゃ言い表せない



桜の下であなたと出会い

桜の下であなたは去った

幾度、桜が咲いて、散っていったろう?

季節が巡り巡っても、変わらぬ花が咲く

いつかこの樹が枯れるその日まで



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