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作品名:Want To Be ... 作者:けいけい

第3回   3
二人の始まり
次の日。
昨日会ったばかりなのに、また、誠さんに会えないかな?バイト9時からだから、それまでの時間一緒にいれないかな?
そう思って、誠さんにメールした。
『バイト前に会えませんか?』
『いいよ。どこで会う?』
すぐに、返事が入ってきたから、びっくりしたけど、すごく嬉しかった。
恋をしたら、会えるだけで、こんなに嬉しく思うんだね。
それに、その日会えるって分かっただけで、これからの時間を頑張ろうって思える。
恋の力は、大きいな〜!
誠さんは、どう思ってるのかな?
ゆうだけの独りよがりなのかな?そんなことばっかり考えてしまう自分がなんだか情けない気もするけど、これは、これでいいのかもしれない。
だって、恋は、人それぞれで、進む早さも色々ある。
焦らずに、ゆっくり進まないといけないときもあるしね!
自分にそう言い聞かせてた。

仕事が終って、バイト準備を済ませると、急いでバイト先にダッシュ!
今さらになるけど、、、
ゆうは、1人暮らしをしてるんだけど、会社の給与だけじゃ生活できなくて、会社に内緒でバイトしてるの。
1人暮らしをしてる理由。。。それは、そのうちわかるから、それまで、想像していてね!
バイト先の駐車場に到着!後は、誠さんがくるのを待つだけ。
『着いたよ♪』
すぐにそうメール打ったら、誠さんからもすぐ返信があった。
『今、きよるよ。もうすぐ着く』
それから、5分くらいして、誠さんの車がきた。
すぐに、誠さんの車にのって、バイトに入るまでの時間ちょっと、ドライブしてた。
どこかに行くわけでもなく、ただ単に会いたかったし、話たかったんだ。
『今日、ゆうちゃんが会いたいっていってくれんかったら、俺から、誘ってたよ』
『え〜!本当に?入れるか、入れないか迷ってたんですよ』
『何で?』
『だって、昨日会ったばかりだったし、、、』
『別に気にしなくていいよ。ゆうちゃんが入れてなかったら、俺が入れてたし』
『嬉しいな。でもバイトばっかりで、少ししか時間なくてすみません』
『ん?よいよ。バイト前で逆にきついかな?ってこっちが思ってるよ』
『そんなことないです。バイト前でも少しでも会えるだけでゆうは、嬉しいですよ』
『そう?ありがとう。じゃぁ、どっかいく?ご飯は、時間ないよね。どうしようか?』
『う〜ん。ドライブ!でも、途中、コンビニよってほしいな、、、何か飲みたい』
『いいよ。途中コンビニによって、後は、ぶらぶらドライブしよう』
何か、夢みたい!いつもバイト前は、気分が憂鬱なんだけど、今日は、全然憂鬱じゃない!むしろ、幸せをいっぱい感じてる!
誠さんといると楽しいな〜!
誠さんもそう思ってくれると嬉しいな〜!そして、誠さん、さっきすごく、嬉しいこといってくれた!
ゆうが誘ってなくても、俺が誘ってたよって!
ゆうの存在、少しは、誠さんにアピールできてるってことかな?
これから、もっとアピールしていくよ!
誠さんと一緒にいれるようにゆうは、努力する!!

誠さんと過ごす時間は、あっという間で、バイト前の限られた時間・・・1時間15分は、すぐに経過してしまった。
もう、お店に入らないといけないから、今日は、もう、バイバイしなきゃだな。。。
『誠さん、ありがとう!ドライブ楽しかった!またね!』
バイバイしたくないのに、、、
でも、バイトだから仕方ない。バイトは、何があっても、必ずいくって自分で決めてるから、、、遅刻することも休むこともしない。
これを決めてなかったら、きっと、誠さんと一緒にいたいって気持ちが勝ってしまって、バイトいかなくなりそうだもん。我慢しなきゃいけないよね。
自分で決めたことくらいは、ちゃんと守らないと!
でも、でも、寂しいよ・・・。
誠さんに触れていたいよ。。。
『うん!頑張っておいで』
頑張ってって言ってもらったことで、ゆうも単純だから、頑張るって思えちゃった!
好きな人に言われると自然と頑張ろうって気になれるんだもん!
今日も、頑張って、早く終わらせて、誠さんにメールしよっと!!
でも、その前に、、、誠さん、、、
『何した?』
『お願いがある。今日、頑張ってくるから、、、』
ゆう、頑張れ!!誠さんのぬくもりがほしいんだよね?ぎゅーってしてっていいたいんだよね。でも、言うの怖いんだよね・・・。自分の中での葛藤。。。
『何?よいよ。俺ができることならするよ。何?』
『・・・。ぎゅーってしてほしいなって思って』
誠さん何ていうのかな?無理って言われるかな。急にそんなこと言われたら困るよね?
彼女でもないのに、何で?って思うよね・・・。
『いいよ。おいで』
誠さんは、そういって、手を広げてくれた!
本当に?信じられない!誠さん?ありがとう!!
『ゆうちゃん、頑張っておいで。いつでもしてほしかったら、俺でいいならしてあげるよ』
『うん!ありがとう!もう頑張れる!いってきます』
『はい。いってらっしゃい』
びっくりしたけど、断られたどうしよって不安でいっぱいだったけど、言ってよかった!
誠さんにぎゅーってしてもらえて、すごく、気持ちが安定した。
誠さん、これからも、あっていたいよ。

実は、次の日も9時からバイトだったから、一緒にいたんだ!
バイト前の時間をいつも一緒にすごせてた!
ゆうは、毎日が楽しくて楽しくて幸せだったんだ。
恋はいいな〜って改めて思った!
そして、もう1つ!
ゆうは、勝手に誠さんを誠さんって呼んでたの。それが何?って思うかもしれないけど、ゆうは、それが気になるんだ。
許可を得て呼ぶのは、いいけど、って感じだから、、、
だから、誠さんに聞いたんだ。
『誠さん、ゆうは、誠さんを誠さんって呼んでるけど、誠さんって呼んでいい?』
『いいよ。俺は、ゆうちゃんって呼んでるけど、これに慣れてしまうと、ずっと、ちゃん付けになるから、ゆうって呼んでいい?』
『うん!いいよ!ゆうも、ちゃん付けで呼ばれるより、ゆうの方がいい!ちゃん付けでよぶ人あんまりいないよ!あまり、ちゃん付け好きじゃないんだ。だから、ゆうにして』
『うん。呼びなれてから、かえることってできないから、だから、亜美ちゃんもずっと亜美ちゃんなんよ。亜美って呼び捨てには、いまさら、できないし』
『亜美のことは、亜美ちゃんでいいやん。亜美って呼んでたら、ゆう、亜美にやいちゃいそうだもん』
『別に気にせんでもいいやん』
テレながらも頑張って、本音いっちゃった!でも何だか、すっきりした!
もやもやは、嫌いだし、気持ちは、ストレートに伝えたいもん!
こんな会話をしたからだけど、誠さんは、メールでも、話すときもゆうって呼んでくれるようになったんだ。
計画的といったら、計画的だよね。。。ゆうは、行動派でしょ?
でも、いつもドキドキなんだよ!

ゆうは、誠さんといる時間が何よりも好き!
一緒にいる時間は、あっというまで時間がたつの早いけど、少しでも一緒にいたいし、ゆうのこといっぱい知ってもらいたいし、ゆうも誠さんのこと知りたい。
誠さん、ゆう、バイトばかりで、時間に追われた生活をしてる。でもね、頑張ったら頑張った分だけ報われるって思ってるんだ。
自分は、自分で裏切ることは、ない。だから、自分で頑張れば、頑張った分は、自分に返ってくる。そんなものだと思ってる。
人には、人の感情があって、それは、人それぞれ違う感性できっと、みんな色んなことを考えてる。ゆうもね、これでも、いっぱい考えてるんだ。
誠さんに対等に見られたい。それでいて、誠さんにとって、ゆうが必要な存在になれるように、そう思ってるから、頑張る!!
誠さんメールしたり、会ったりすることで、誠さんの感性を少しでも共感していきたいと思ってるよ。
ゆうは、ゆうなりの恋愛をしていきたい。ゆうは、男の人を信じるのが怖いんだ。
今までに何度となく、裏切られたこともあって、信じることに抵抗がある。
だから、相手のことをいっぱい知りたいんだ。
好きになったら、ゆうは、一直線になるから。周りが見えなくなるんだ。いいことなのか、悪いことなのかわからないけど、ただ、まっすぐになるんだ!
今、ゆうは、誠さんに向かってる。だから、たくさん、誠さんのことを知っていく!!

誠さんにあって、丁度一週間。
バイトは、休めないから、朝から、9時までは一緒に居れるんだ。
今日は、朝から、誠さんがお迎えにきてくれた。
デート!!水族館にいくの!ゆうがいるかみたくて、行きたいっていったんだ!
『着いたよ』
『は〜い!すぐ出てきます』

『おじゃまします』
『おはよう!遅くなってごめんね。コンビニによって、いくよ』
『うん!ゆうもなんか飲みたいし』
『途中よろうかね!水族館まで、どれくらいかかるかな?少し、調べはしたけど、昼には、着くかな』
『うん!たぶん着くよ!早くいるか見たいな。ゆうね、いるかすごく好きなんだ。ここの水族館のいるかのショーが一番好き!』
『そしたら、いるかのショーみらなんね!』
楽しみだな〜!
ただ、時間を気にしないといけないのがつらいとこだけどね・・・。

楽しい時間は、本当にあっという間に過ぎていった。
これから、バイトだと思うと、いたいけない気持ちでいっぱいになるよ。
休みだったら、まだ一緒にいれたのに、、、
もっと、幸せ感じていれたのに、、、そして、時間を気にせずにデートできたのにな・・・。
バイトまで、後1時間くらい、、、
このままドライブを続ける?それとも、バイト先に送ってくれる?
このままバイト先に送り届けられた寂しいな、、、ゆうは、一緒にいたいって思ってるから、、、
もし、バイト先に送り届けられたら、誠さんは、ゆうと一緒にいる時間あまり楽しくなかったってことだよね。。。
だって、早く送り届けて、1人になりたいなら、そうするでしょ?
まだ、ゆうと一緒にいたいと少しでも思ってくれているなら、1時間でも、一緒にてくれるはずだもん。誠さんどうするのかな?
ゆうの頭の中、誠さんは、どっちの答えを出すんだろうってそれだけで、いっぱいになってるよ・・・。
『ゆうのバイト9時からだよね?』
きたっ!答えがでるよ。多分、ゆうが9時からだよっていったら、誠さんがどっちの考えでいるのか分かるよね、、、なんだか、残念そうな声で聞かれてるような感じがするな・・・。期待していいってことかな?バイトがなければ、まだ一緒にいたいって思ってくれてるのかな?
『うん。9時から。。。遊びに行った後のバイトって嫌だな・・・』
『そうだね。でも、仕方ないよ。今度は、休みの時に遊びにいこうか!』
『うん!行く!公休希望出さないと、休みは、とれないから、今月は、もう無理かな・・・。来月は、土日のどっちかで、休みとろうかな〜』
『うん。そうしんしゃい!そしたら、どっか、また遊びにいこう』
『楽しみだな〜!』
『これから、どうしようか?バイト時間まで、車で話す?今からバイト先にいっても早いやろう?』
『うん・・・。ドライブだと、ガソリンもったいないから、どっかの駐車場で話す?』
『そうしようか!近く車止めてても大丈夫なとこある?』
『バイト先にも近い方がいいよね?う〜ん・・・。あっ!ある!夢風公園!高速バス乗り場があるから、広い駐車場があるんよ!夢風公園の駐車場で話していようよ!』
『いいよ!でも、ごめん。あんまり場所が分からないから、教えてくれる?』
『うん。方向音痴のゆうでも、ちゃんと教えれるよ(笑)ここから、すぐ近くだし、もう、看板が見えてるもん!次の信号を右に曲がって、まっすぐいったら、駐車場に出るよ!』
『了解!ゆうも方向音痴?俺も(笑)』
『え〜!誠さんも方向音痴なの?でも、きっとゆうの方向音痴には、叶わないよ・・・』
『方向音痴は、方向音痴やけん、変わりは、ないやろう?』
『そうかもしれないけど、地図みても、分からないし、初めていくとことか、標識とか看板でてても、迷う・・・それに、ゆうの車、ナビ付けてるけど、ナビにUターンしてくださいとか言われるし・・・』
『え〜?それは、あんまりやろう!俺は、そこまでひどくないぞ!ナビの案内通りにいけば、ちゃんと着くんじゃないと?』
『そうだけど、近道とか思って手前から曲がったりして、結局、行き止りとかになって、、、』
『それは、ゆうがちゃんと言うこときかないから、そうなるんでしょ?』
『うん。誠さんのイジワル!』
『イジワルって。。。そんなことなくない?』
そういって、誠さん笑ってる!
ゆうもおかしくなって、2人で笑ってたら、夢風公園の駐車場に到着。
やっぱり、休みの日だけあって、車が結構止まってた。あまり車が止まってないところに車を止めて、やっと、誠さんもゆうも一息ついた。
でも、駐車した車に2人っきりでいると、何だか落ち着かない。だって、誰にも邪魔されない2人だけの空間なんだよ。
やっぱり、少しくらいは、緊張するよね!
そんなこと考えてたら、しーんってしちゃった。
急にしゃべれなくなっちゃったよ。どうしよう。
何か、頭の中気になることでいっぱいになってしまって、、、何を話していいんだろう・・・。
どうしよ・・・。ほらっ!誠さんも急にゆうが話さなくなるから、不思議そうな顔してこっちを見てるし。
見られたら、余計に話せないよ。
でも、この状態は、ダメだよね。一緒にいても、つまらなくなるよね。これじゃいけない!何か話してないと。。。
本当は、聞きたいこともあるのに、なのに、いざ、2人だけになると聞けない。。。
でも、でも、でも、、、
どうしよう。。。
ねぇ、誠さん、誠さんの目には、ゆうはどんな風に映ってる?
誠さんは、これから、どうなりたい?今の関係のままずっといる?それとも、、、
ゆうとこれからの時間一緒にすごしていきたいって思ってる?
ゆうに興味を持ち始めてる?
そして、誠さん・・・。どうして、そんなにかっこいいのに、彼女がいないの?いないから、ゆうと一緒に今日も過ごせたんだけど、、、でも、気になるんだよ。。。
いい出会いは、沢山あったんじゃないの?
それに、まだ、何回かしかあったことないけど、どうして、ゆうのワガママきいてくれるの?抱きしめてほしいっていったら、してくれるよね?どうして、してくれるんだろう・・・?色んな思いが、そして、聞きたいことがゆうの頭の中を張り巡らす。
どうして?どうして?
いっぱい聞きたいことあるのに、言葉がでてこない・・・。急にこんなこと聞かれた困るよね?
どうしたの?ってなるよね?聞いたところで、落ち込むかもしれないし、
自分が傷つくのが怖くて、なかなかきけない。。。でも、気になってる。。。傷ついてでも答えが知りたいって思う自分もいる。だから、悩むんだ。。。
せっかちだから、答えを先のばして聞くのは、嫌、、、早く結果を出したいって思ってしまう。
『どうした?』
『あっ。うん。考え事してた。ごめんね』
『いや、いいけど、急に何も言わなくなるから、どうしたのか、気になっただけだよ。何かあるなら、言ってよいよ』
誠さん、、、考え事って、誠さんのことだよ・・・。
『う・・・ん。気になることがあったんだけど、、、』
『ん?いいよ。気になることは、聞いてよいよ』
もう、言うしかないよね?当たって、砕けろだ!ここまで、きちゃったんだし、、、ここで、聞かなかったら、絶対後で後悔するだろうし、このチャンスを逃したら、次は、いつ聞ける分からないもん!
『うん。気になることがあるんだけど、誠さんは、ずっと、彼女いなかったの?誠さん、彼女いてもおかしくないし、亜美から、ずっと、いないみたいだよって聞いてはいたんだけど、誠さんに会って、え?本当に?って思ったんだ』
『う〜ん。いないね。もう、5年っていわないくらい、いないんじゃないかな。親戚の集まりとかで、今まで、ずっと、俺より年上の従兄弟が結婚は、まだしないのか?っていつも言われてたんよ。でも、その従兄弟が去年結婚して、それからは、俺がみんなから、言われるようになってしまったよ。でも、そう、言われると逆に、彼女つくりにくくなってね』
『そうなんだ。周りからせかされたりするのは、辛いよね。ゆうも親戚から、たまに、彼氏は?とかきかれるけど、やっぱり、嫌だもんな〜。それに、いくつになったとか?聞かれるしね。年齢も関係あるのかな?』
『俺ももう、30だからね。彼女作ろうと思えば作れるんよ。誰でもよかったらね。でも、結婚とか、先のことを考えるとなかなかね・・・』
その答え、いたいな。。。だって、誠さんと付き合えるようになるには、乗り越える壁があるんだよね。
先を考えれる女性、、、なれるかな・・・。
でも、いい方向に考えれば、その対象に入ってなかったら、今日、デートしてないよね?してるってことは、対象には、なってることだよね?
悪い方向に考えれば、、、亜美の紹介だから、最初から、突き放すわけには、いかないって思って、付き合ってくれてるのかも。。。
悪い方向に考えたらダメだよね。いい方向に考えないと!!
でも、抱きしめてくれたりするよね。いい方向に考えたとしても、まだ、付き合ってるわけでもないのに、抱きしめてもらったり、したら、おかしい・・・。
どうして、してくれるんだろう?
何で、俺でよかったら、いつでもしてあげるよって誠さんは、言うの?
ふと、そう頭によぎってしまった。

ねぇ、誠さん、今のこの状況。誠さんとゆうの関係ってどんな関係?ゆう、分からないよ。
今の2人の関係って一体なんだろう・・・。

そう、この疑問が・・・、ふと、ゆうの脳裏に浮かんだの。そして、この疑問を聞かずには、いられなかった。
そして、誠さんに聞いたんだ。

それが、誠さんと、ゆうの始まり。


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