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作品名:希望のヒカリ 2 作者:

第5回   あなたへ
もしも貴方にこの想いが届くのなら

私の中のありったけの力で「愛している」と叫びたい

もしもその時が私の最後の声であっても

貴方の心に届くように力の限り叫びたい

叶わなくてもいいの、私は知っている

貴方のなかに私が1番じゃないってことも

貴方のなかで私という人は記憶に残らないことも

それでも貴方に伝えたいと思う

泣きたいくらいに貴方を「愛している」

壊れてしまうくらいに大切だから

愛しすぎて、悲しすぎて、切ない

貴方を想うだけで私はこんなにも、弱くなる

こっちを向いて、そして笑って

貴方のその哀しすぎる美しい瞳で

その強くて温かい腕で私を抱きしめて

優しく私を抱いて、壊れるくらいに

どうか、どうか、たった1度だけでいいから

偽りでもいいから

「愛している」と言って

「アイシテイル」と言って


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