ある日、意外な人から電話が来た。たぶん4年ぶり?3年ぶりかな? 着信:可愛い日向くん♪ 『えっ!?日向くん?しかも電話!?』 なんで、電話なんだろう?もしかして、ハラの身になにか!? 『も・・もしもし?』 「あ、皆川さん?」 『うん。どうしたの?いきなり電話来たから、びっくりしちゃったよ!』 「今忙しい?」 『ううん!全然!』 「じゃぁさ、ハラが話あるらしいんだよね」 ハラが・・・うちに話?なに? 『話?なんの?』 「それは、あとで分かるよ!びっくりして、腰抜かさないでよ〜」 日向くん、楽しそう・・・テンションがやけに高い? 『平気!腰じゃなくて頭抜かすからぁ〜!』 ピッ・・・・ 話・・・いい話かな?それとも、悪い話?ハラと真面目に話すって、中学1年以来だよねぇ。
『ここで待てって言われたけど?ハラ来ませんよ?』 約束の時間とっくに過ぎてるのに、ハラが来ない・・・どうしたんだろう。あ!もしかして、ドッキリ?・・・違うよね?なんか、胸騒ぎが・・・ ピピピピピピッ♪ 着信:可愛い日向くん♪ あ、日向くんからだ。なんで?手がふ・・震えてるんですけど・・・? 『え・・もしもし?』 「今すぐ、病院きて」 ピッ・・・ツーツーツー うちは、目の前が真っ黒になった。なんで?なんで、病院?ハラに何かあったの?ねぇ、ハラ!無事でいて!
『日向くん!』 「・・・皆川さん・・ハラが・・・」 目の前では、泣いてる人がいる。なんか、悲しい事があったんですか? 『日向くん、ハ・・ハラは?』 「死んだよ・・・」 全身の力が抜けて、その場にしゃがみこんだ。周りの目線なんて、気にもしなかった。 『し・・・死んだ?』 「約束の場所に向かう途中に、交通事故にあって・・・・」 『ハラはどこ?』 日向くんが奥にあるベットに指を指した。 そこには、白い顔をした。まるで、まだ生きているようなハラが横たわっていた。傷?傷なんてどこにも見あたらない。 『や・・やだなぁ・・日向くんったら、こんなのに騙されないよ!』 日向くんは目を真っ赤にして、泣くのを堪えている。 『日向くんも騙されないで!ほらっ!見てよ!ハラの顔にどっこにも傷が見あたらないよ!肌もし・・白いし!ね?ハラは・・ハラは生きてるんだよ?』 もう、堪えきれない・・・一気にうちの目からは大量の涙が溢れ出た。 『日向くん、お願いだから!嘘でもいいから、ハラは死んでないって言ってよ!』 夢であって欲しかった。でも、夢なんかじゃない。うちが悪いんだ・・・あの時、日向くんからの電話で違う所にしようって言えば・・・・
原田 和樹 停年:18歳 この日、ハラは1つの星になってしまった。まだ、18歳なのに・・・・
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