1年後、亜谷女と仲直りも出来ず、ハラとも何の変化もなく、この中学を卒業した。 そして、高校に入学した。制服はまぁまぁ、可愛い方だ。高校に入学しても相変わらず、モテている。返事はもちろん「ごめんなさい」まだ、心の中にハラがいるのかもしれない・・・・ ここの高校はゆうゆうと聖園が一緒だった。いつも3人で行動していた。うちも、バカだよね。ハラの好きな人と簡単に仲良くなっちゃうなんて・・・でも、ゆうゆうは悪くないもん。ゆうゆうに怒っても仕方ないでしょ? 「みんちゃん!どこの部活に入る?」 いつも、会話の先頭はゆうゆうだ。 『バスケ部?かな?』 「えっ?みんちゃん、陸上部あるよ?」 陸上部・・・ハラが所属していた陸上部。たくさんの噂が行き来してた陸上部。ハラにたくさん迷惑かけてしまった陸上部。ずっと、ずっと入りたかった陸上部。なんで、陸上部に目が行ってなかったんだろう・・・ 「おーい?みんちゃん?」 『あ、聖園ごめんごめん!陸上部あったんだぁ・・・』 「じゃぁ、うちは、バレー部かな?」 「聖園は、吹奏楽部!」 『うちは、陸上部にする』 こうして、3人の部活が決まった。 「今日はこのまま下校だよね?帰りうちの家に寄る?」 「ゆうゆうの家って大きいよねぇ!」 『ごめん!うちは用事があるから!また、今度ね♪』 足早にその場を去った。だって、1人でいたいもん。
亜谷女からなんの連絡もないなぁ・・・日向くんも・・・ハラは・・・来なくて当然か!何考えてんだし!うちは、ハラを見返すんじゃなかったの?目を覚ませ! 年後― 日向くんからメールも来ないで、亜谷女からも連絡も来ないで2年がたった。うち、ゆうゆう、聖園はもう高校3年生だ。大学は行くつもり!うちは、専門学校。ゆうゆうはスポーツ学校。聖園は音楽学校。さすがの3人はそれぞれ、進路が違う。 「帰りさぁ、喫茶店寄らない?」 『ゆうゆうったら、寄り道好きだね〜』 「私も喫茶店嫌いじゃないし、行こうかなぁ?」 「さすが、聖園!そう来なくっちゃ!・・・・で、みんちゃんは?」 『はいはい、うちも行くよ!』 「じゃぁ、決まりねっ!3時に、時計台!」 『なんで、別々に行くの?』 「うち、部活だし・・・」 「あ、私も!」 『なんだい!うちだけ帰宅部だったの?』 「そうですよーだ!じゃぁね」 「私も行くね♪みんちゃん、3時に時計台だよ!」 『うちは、子供じゃないぞぉ!』 喫茶店かぁ・・・・ま、いいかっ!
『今から行けば、間に合うかなぁ?』 ―時計台― まだ2人とも来てないなぁ・・・部活忙しいのかな? 「・・・・・」 『・・・・・』 ハ・・・ハラだ・・・・何年ぶりだろう。懐かしいな。 『久しぶり!』 「うん」 『どこの高校だっけ?』 「男子校」 男子校・・・なんか、ホッとしたなぁ。 『なんでここにいるの?』 「日向に会うつもり」 日向くんかぁ・・・日向くんも何年ぶりかなぁ? 「みんちゃん!ごめん!部活が・・・・」 『あ、ゆうゆう!』 ここは、ハラのために人肌脱ぐかな? 「あれ?ハラじゃん!久しぶり〜♪」 『ゆうゆう!うち、トイレ行ってくる!待っててね!』 「え?聖園来ちゃうよ!」 『はい!行って来ま〜す!』 ハラ、がんばれっ!・・・って、なに応援しとんねん!ゆうゆうは彼氏いるっつーの!ハラには傷か・・・? 分後― 「みんちゃん?10分もトイレに行くような人でしたっけ?」 『へへへ!聖園は?』 「ここにいます!まったくぅ・・・私は5分待ってたよ♪」 『2人ともごめんねぇ!じゃぁ、行こっか!』 喫茶店に入って3人は、かなりの時間を潰した。 何話したっけ?世間話とか、恋バナとか・・・?ゆうゆうも聖園も彼氏いるのに、未だに彼氏いないのってうちだけ? 「みんちゃんってさぁ、かなりコクられてるのになんで彼氏作らないの?」 『ゆうゆうはかっこいい彼氏いるじゃん!』 「やっ!話全然反らしてるでしょ!」 「まだ、原田くんの事気になってたり?」 『聖園ったら、冗談キツイよ!』 聖園の言ってる事、あってるけどね 「でも、さっき原田に会ってたよね?」 「えっ!原田くんさっきいたの?えぇ!会いたかったのにぃ!」 「さっき、ハラいたのに、ちょっと話してみんちゃんったら、すぐにトイレ行っちゃったんだよ!?聖園、どう思う?」 「ゆうゆうは?」 「もぅ・・・バカだと思う!」 「私も!」 2人で、熱中してるねぇ・・・てか、話題うちだし!
|
|