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作品名:もしこの恋が実ったら、 作者:みんちゃん

第19回   2部 だから・・・
ハラを諦めてから1ヶ月。諦めたって言うより、嫌いになった・・・ううん。うちはハラを見返すの!
「みんちゃんって、やっぱり可愛いい!」
こんな言葉はもう、日常茶飯事。でも、こんな言葉に満足なんかしてない。目的が違うんだから。
うちは、可愛くなったって言われている。テストはいつも5位以内。スポーツも出来るようになった。性格も全然変わった。でも、ハラには気付いてもらえない・・・
「みんちゃん・・・ごめんね!もう1回友達でいい?」
亜谷女から、謝られた。でも、亜谷女が考えているのは分かる。特別目立っている人と友達になりたがっている。そんなのは嫌だ。
『え?なんで?今さら何なの?意味分からないんだけど?』
これっきり!亜谷女とは、全くと言っていいほど話してない。
ある日の事をキッカケにうちは思いっきり目立つようになった。
―給食―
いつもの様に、ハラとゆうゆうが話していて、普通に放送が流れている。
「いかがでしたか?今日の放送は、2年B組 日向でした。」
今日の当番日向くんなんだぁ。そういやぁ、春休み以来かな?日向くんの声聞いたりするの・・・・まさか、この後の事を誰も予想していなかった。夢にも思っていなかった。
「1年B組の皆川水音さん」
「みんちゃん?日向に名前呼ばれなかった?」
『え?なに?』
放送は全校に流れる。全校にうちの名前が!日向くん、何を考えてるの!?
「皆川さん。僕は今も皆川さんが好きです。春休みの時フラれちゃったけど、もう1回告白します。よかったら、付き合ってください。」
はぁ???????チョー意味分からないんだけど?うちも当然びっくりしてるけど、1番びっくりしてるのは、ハラ。自分の友達が、全校の前で告白だもん・・・。無理もないよ。
「ちょ・・・みんちゃん!日向に告白されたじゃん!」
『え・・?えぇ!!!』
「てか、春休みにフッたの?」
『フッたって言うか、えぇ?』
聖園とゆうゆうが口を揃えて言ってきた。
ハラが真っ青だ・・・こうゆうのを、いい気味!って言うのかな?
この放送のおかげで、日向くんとうちは全校の有名人になった。チョー恥ずかしい///!でも、1番恥ずかしいのは、日向くんだろうなぁ・・・
「皆川さん」
この声は・・・・
『日向くん?』
「放送聞いたよね?」
『う・・・うん。まぁね』
「返事聞かせて欲しいな」
なんで?こんなに可愛いくて、優しいし・・・純粋な日向くんがうちの事こんなに好きなの?
『春休みの時も言ったけど、うちは日向くんの事好きになれないの・・・』
「・・・・」
『日向くんは可愛いし、優しいから、もっといい子の所に行けばいいのに何でうちなの?』
「皆川さんの事好きじゃだめなのかな?」
『え?』
「皆川さんがハラの事隙ってバレバレなのに、好きになっちゃダメなのに、好きになっちゃったんだよね・・・」
『ごめんね。日向くんにはこんな傷をつけて欲しくなかったのに・・・』
「ううん。僕が悪いんだよ・・・じゃぁね」
日向くんは悪くないよ。こんな性格になったうちが悪いの・・・未だに、心の中にハラがいるだなんて・・・だから、恋なんてしたくなかった。


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