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作品名:もしこの恋が実ったら、 作者:みんちゃん

第18回   4部 2年生になって
いろんな思い出があった春休みも終わり、うちは2年生になった。て、ゆーか1番気になるのってクラス発表じゃない?
『亜谷女!クラス発表!』
「あ!みんちゃん!私達って絶対離れない?」
亜谷女とうちは2人でたくさん問題を起こして来た。クラス、どうなるのかな?
「みんちゃん!」
『うおっ!驚かさないでよ』
「みんちゃん、私達同じクラスだよ!」
『嘘!マヂで!?ありえない!』
「ちょっと、プリント見せて!」
そう言って、近くにいた男子のプリントを奪った。可哀相・・・
『あ、本当だ!B組!』
「あぁぁ!川中と離れた!」
『え、待って!咲樹も川中くんと同じクラスじゃん!』
「先生差別しすぎ!」
『うち、ハラと同じクラスじゃん♪』
「本当だ!いいなぁ・・・」
『今回のクラス替えほぼ奇跡だよね!』
本当に奇跡だ。先生に差別されてたのに、ハラとも同じクラスになれて、亜谷女とも同じクラスになれた。ありがとう!

新しいクラスに着いて、席に着いた・・・・これってありえない
『亜谷女・・・・』
「うん?おぉ!」
『フフフフ・・・最悪だよ』
うちの反対側の隣の席・・・・ハラだよ!右半分が異様に固まってるんですけど?でも、3日間だけどから!平気・・・かな?
新しいクラス。満足はしてるけど、日向くんと離れてしまった。春休み以来顔もろくに見ていない。日向くんはハラと1番仲がいいし、ハラは日向くんと1番仲がいい。なのに、2人はクラスが違ってしまった。先生はそこまで差別する必要があるのかな?
日後―
この3日間、長かったような、短かったような・・・?
そんな事はどうでもいい!早く席替えしたい!
「みんちゃ〜ん!お待ちかねの席替え終わったね〜」
亜谷女・・・ムカツク
『席替えの意味ない・・・』
うちとハラは同じ班になってしまった。
うちの班は2班。聖園(みその)、ハラ、ゆうゆう(優花)、うちの班だ。聖園はクラスで1番おとなしくて、ピアノがものすごく上手!聖園は川中くんの事かなり好きらしい・・・・?ゆうゆうは優花(ゆうか)って言ってクラスでそれなりにモテる方。スポーツが出来て可愛いとか、綺麗って言うよりは、かっこいい方。ん?この班パーフェクトな女子多くありませんか?うちピンチの予感??ハラってゆうゆうみたいな子が好みだし、聖園の事好きになってもおかしくない!?やばいかも!
2年生になって、亜谷女との関係が崩れてきた。この前こんなメールが来たからね。
【私達、距離おいた方が良くない?先生にも注意されたし、他の友達とも仲良くしたいんだよね】
別にいいけどさぁ、勝手過ぎない?そっちから最初に友達って言ってきたくせに良く言うよ!
6章 終わった恋 1部 危機
新しいクラスになって1週間目。もう、諦めようかと思う。え?何をって?ハラの事だよ。何でって?焦らないで!教えてあげるから・・・・

亜谷女と仲たがいしてから、聖園と仲良くなっていた。今までは、どこにいても、何をしてもいつも亜谷女といたけど、今は常に聖園がいる。
「みんちゃん、音楽だから一緒に行こう!」
『うん。いいよー!聖園って音楽好きだよね!』
亜谷女もうちと同じく違う子と仲良くしている。て、ゆーか何でよりよってうちが1番嫌いな子と仲良くしてるの!?別に亜谷女が誰と仲良くしてもうちには関係ないけどね。
「おい、あれってどうやるの?」
うちはこの声に1番びっくりしたね。だって、ハラの声だもん。
「知らねぇー!自分で考えろっ♪」
いっつも、こんな感じ。ハラとゆうゆうが楽しそうに話してる。なんで?うちの時は無視するくせに・・・ゆうゆうの事好きなの?
これだけなら、よかった。まだ全然よかったよ。
―給食―
「なんかさぁ、これまずくない?」
「キャハハハ!まずいまずい!」
楽しそう・・・あの会話の中には入れないよね?
「原田!その笑い方なんとかしろ!」
「キャハハハハ!」
「嫌がらせかよっ!」
「ふ・・・腹筋がぁ!」
いつもなら笑ってしまう様な会話。何故か笑えない。
―掃除―
「原田!ちゃんと掃除しろっ!」
「してますよーだ!」
してないくせに・・・うちが言ったら完璧無視だね。いいなぁ、ゆうゆうはかっこいいもん!男子と話しやすいし・・・ なんか、ゆうゆうも一緒にハラとふざけ始めたし・・・どうすりゃぁいいの?
「みんちゃん!」
『ふぇっ!』
「どうしたの?さっきから・・・」
『あぁ、聖園じゃん。驚かさないでよ!』
「ごめんごめん!ゆうゆうが話あるらしいよ」
なんだろう?あ、ゴミ箱の事かな?今日うちが当番だし・・・
『ゆうゆう?話って?』
「みんちゃんったら、何畏まってるの!?今日、みんちゃんがゴミ箱の当番でしょ?」
『う・・・うん』
「今日、うちがやりたいから代わりにやっていい?」
『あぁ!もう、全然!バンバンやっていいよ!』
「ありがとー!さすが、みんちゃん!じゃぁ、行って来るね♪」
おぉ!予想的中!ゆうゆうって女子同士でも話しやすい♪あんな友達1人ぐらいいなきゃね♪
『聖園!うちがこの列やるから、聖園は向こうやっててね』
「うん。任せて!すぐに終わらせるから!」
『了解♪』
ゴンッ!
「ァハハハハハハ!」
なにこの鈍い音!なにこの笑い声!まぁ、笑い声はハラって分かるけど・・・
「痛っ!原田!」
「ごめんなさーい」
「わざとでしょ?」
「いやいや!違うよ!」
「今の絶対わざとだ!」
ハラとゆうゆうの会話。
「今、何があったの?」
『さ・・・さぁ?』
「ゆうゆう!どうしたの?」
「うん?さっき、ゴミ箱戻そうとしたら、原田がゴミ箱蹴って来て、そのゴミ箱が膝に当たったの・・・マヂ痛い!」
『大丈夫?保健室行く?着いてってあげるから・・・』
「平気だよ!こんくらい!ほらっ!早く整列しなきゃねっ」
ゆうゆうが羨ましい。1年の1学期、ゆうゆうのこの立場はうちだったのに・・・
それから、ハラとゆうゆうの仲はみんなが羨む程仲良くなっていた。ハラは、ゆうゆうの事好きかもしれない。でも、ゆうゆうは他の人が好きなのに・・・・最近、ハラはうちの存在すら忘れるようになっていった。さすがにこうなって来ると、腹が立ってくる。
―次の日―
「みんちゃん!おは・・・・」
『聖園おはよっ!どうしたの?』
「どうしたじゃないよ!前髪切ったの?」
『あぁ、これね!うん。もうバッサリ!』
うちはハラとの思い出を消すために前髪を切った。おかげで、でこが全く見えない状態になった。ハラは気付いてないよね?
「あれ?みんちゃん!久しぶり!」
『あっ!早苗ちゃん!』
「前髪きった?」
『うん!切ったよぉ!』
「なんか雰囲気変わったぁ!」
『マヂで?あ、うちハラの好きな人分かったよ!』
「だれ?」
『ゆうゆうでしょ?あってる?』
「うんうん!あってるよ」
・・・やっぱり。ハラってゆうゆうの事が、好きなんだぁ・・・
「ハラがみんちゃんの事好きなわけないじゃん」
この言葉がうちの胸をさした。ハラは諦めた方がいいんだね。
「みんちゃん、キツイね・・・」
隣で心配そうにしてる聖園。もう、いいんだ!ハラはどうでもいいの!
『やだなぁ!早苗ちゃんったら!そんなの最初から分かってたよ!そろそろ予鈴鳴るから、行くねっ♪聖園、行こっ!』
「えっ・・?うん」
さよなら。


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