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作品名:もしこの恋が実ったら、 作者:みんちゃん

第17回   3部 春休み
春休みが始まった。この春休みが終わればうちはもう中学2年生・・・・
『そー言えば、今度の1年生性格が激悪だったっけ?』
2年生になるのやだなぁ・・・・クラス替えあるし・・・・春休み中は毎週(水)しか遊べない。うちが遊べないんじゃなくて、一緒に遊ぶ人が亜谷女しかいないから。亜谷女は家の事情で毎週(水)しか遊べないのだ。でもめずらしく、4月1日の(日)は遊べるから楽しみ♪
【いい加減コクらない?】
亜谷女からのメール
【そうだな・・・あの時思いっきりスルーしちゃったよね?】
【誰が悪い?】
【うちです・・・でも、結局ハラも逃げてなかった?】
【それは、ハラは私に気づいたからだよ!本当に鈍感だね!】
【そーゆー亜谷女も鈍感なところもあるよ!】
【ところで、(水)!忘れないでよね】
【はいはい!うちは絶対に忘れないから!特に遊びはね・・・♪】 
(水)にコクろうかな・・・?それとも(日)にする?
―水曜日―
『ごめん・・・遅れました』
「遅くない?川中からきた?」
『きてない』
「そっかぁ・・・私も最近来てないんだよなぁ・・・・」
『ま、別にいいんじゃないの?』
「そうだね!ハラにコクる?」
『え?・・・・どうしよっかなぁ?』
「コクっちゃえば?」
コクるって言っても電話だよね?今外だし、公衆電話・・・・財布の中いくら入ってたっけ?
『ねぇ、亜谷女』
「ん?」
『40円もあれば十分に電話できるよね?』
「そりゃ、もちろん♪」
『・・・やっぱやめた!』
「えぇ・・・・?」
『ほら!公園行こっ!公園!』

はぁ・・・・結局コクれなかったなぁ・・・日曜日コクろうかな・・・
―日曜日―
「みんちゃん悪いけどこれから毎週(火)に遊ばない?」
『別にいいけど、どうして?』
「私のお姉ちゃんが部活(火)にあるって言っちゃって・・・」
亜谷女は1つ違いの姉を持っている。こうして今も遊んでるのは親に部活があるって嘘を言って遊んでいる。(水)のはずだったけど、(火)になった。ま、別にうちはいつも暇だし・・・・(火)でも(水)でも(木)でも関係ないけどね・・・そんな事を考えていると、携帯の着信音が鳴った。
ピロピロン〜♪
『あれ?日向くんからだ!』
【今何してる】
でた!恒例の「今何してる」!
【ん〜と、暇人かな?ねぇ、日向くんって好きな人いる?】 
【いるよ】
え!いるの?意外!でも、日向くんは優しいし、可愛いから絶対両想いだよね!よし!誰か聞きだそう!
【だれだれ?A組でしょ?】
【うん】
【教えてよ!】
【自分で考えて】
【ケチだなぁ・・・・じゃぁ、亜谷女】
【違う】
【咲樹】
【違う】
【早苗ちゃん?】
【違う】
クラス全員の女子の名前を送った。返事はもちろん全部「違う」・・・・誰なの!?
【え!全員言ったよ?誰なの?】
【全員言った?】
【うん。あ、うち以外ね♪】
日向くんの好きな人がうちなわけないもん!あんな、可愛い日向くんがこんなブッサイクを好きになるわけない!
【そこに、亜谷女いる?】
【今自分の家にいるから、いないよ】
日向くんは亜谷女が嫌いだ。
【お前】
『は?』
つい、声に出してしまった
『え?日向くんが?うちの事を?・・・・・』
【え!うちの事がすきなの?】
【お前は】
『え、どうしよう!うちはもちろんハラが・・・・』
【ごめんね。うちは日向くんの事友達としか見た事ないから・・・・】
・・・それから、日向くんからメールが来なくなった。うちは、酷い事したんだなぁ・・・可愛くて、優しい日向くん。人としても、男としても、文句がつけられないのに、うちなんかに恋しちゃって・・・日向くんには傷をつけて欲しくなかった。


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