咲樹のせいで、最近前よりずっとハラと距離が遠くなった。 少しずつ亀裂が入った感じ。亜谷女はと言うと・・・・ 「川中チョーうざい。」 『え?どうしたの?』 「なんか、今まで好きって言うのが不思議なくらい嫌いになった!」 『あぁ、あの性格ね・・・・』 「うん!あんな奴大嫌い!そもそも、メールが来た時点で汚れてたから!!」 川中くんは極度の女好きだから、学年のほぼ全員のメアドを知っていて、毎日のようにメールしている。確かに亜谷女が嫌いになるのも無理ないな・・・・亜谷女が可愛そう・・・ うちとハラはと言うと・・・・話さないし、話しかけない!それだけ!席が急激に遠くなってからか、お互い意識し始めたらしい。でも、その気持ちはお互い気づいてない。当たり前だろ!うちはハラに嫌われてると思う・・・・ ―ある日― 「みんちゃんとハラなんで話さないの?」 いやらしそうに聞く女子。 「2人でイチャイチャしやがって・・・」 隣にハラがいるんですけど・・・・チョーうざい! なんか男子はいつの間にカツラの話になった。女子はそれを聞いてる。 「お前がカツラだろ!」 「はぁ?お前だし!」 ハラと男子が言い争ってしまった。 『え!?ハラってカツラだったの???』 うちってバカだよなぁ。普通こんな質問するか! 「そんなんだよー、ハラはカツラなんだよー・・・・」 その瞬間・・・ハラ泣いちゃったぁ・・・・カツラがそんなにショックかぁ?うちはそんなバカじゃないから信じるわけないじゃん! ハラは先生にうちの事と、カツラの事をチクッた。当然男子と女子が怒られた。そんなにうちの事が嫌いなの?もうこうなったら両思いなんてありえないんですけど・・・・てか、亜谷女に相談したら・・・・ 「好きだからじゃないの?」 『いや、意味不明だから』 「恥ずかしいからじゃん?それと、みんちゃんに自分がカツラってこと思わさせたくないんじゃん?」 『そうかな?いかにもうちが嫌い!って感じなんですけど?』 「でも、2人ともいい感じになってきたし、平気なんじゃないの?」 『いや、亀裂入ってない?』 「入ってないから・・・・私たちの方が入ってるから・・・・」 確かに、最近亜谷女は川中くんの事かなり嫌ってる。 確かに、最近うちらはお互いの事意識し始めてる。
そんなこんなで冬休みが始まった。1年生でいられるのも後わずか。やだなぁ。2年生になるなんて・・・・クラス替えあるし・・・・最近気になったけど、先生やけにハラの事嫌ってるっぽい・・・・まぁ、ハラの態度が悪いからね・・・授業中うるさい なにかと問題起こす 廊下・教室を走り回る 言動がバカ なんで好きになったの?自分がおかしい。てか、攻めたい・・・ 亜谷女がハラのメアドを入手したらしい。ハラは女嫌いだから自分の携帯のアドレス帳に女子のメアドが1つも入ってない。入ってる女子は相当すごい!てか、絶対彼女だ!・・・彼女すら入れなさそう・・・・あぁ見えて結構シャイだから・・・・そんなハラのメアドを入手してハラにメールしたら、 【駄目】 【無理】 【やだ】 【うん】 【は?】しか返事が来ないだそうだ・・・あ!いいこと思いついちゃった!いいことかな? 【ねぇ、亜谷女!ハラにみんちゃんがハラのこと好きらしいよって送ってみて】 【いいよ〜♪】 【どうだった?】 【俺は嫌いだって・・・】 【嘘って送って・・・】 【あっそだって】 【どこが嫌いか聞いて】 【性格だって】 【性格?】 【ま、らしいよ】 【やっぱ嫌われてんなぁ・・・】 【ま、性格だけだから頑張ったら?】 【そだね】 やっぱ聞かなきゃ良かった・・・性格かぁ、確かにうちの性格激悪だもんなぁ・・・そりゃ、ハラが嫌いになるのも無理がない。もう、こうなっちゃうと本気で好きになっちゃうやん!なにがなんでも手に入れたる!時々関西弁になっちゃうなぁ・・・この性格も直したほうがええ?
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