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作品名:もしこの恋が実ったら、 作者:みんちゃん

第11回   2部 亀裂
咲樹のせいで、最近前よりずっとハラと距離が遠くなった。
少しずつ亀裂が入った感じ。亜谷女はと言うと・・・・
「川中チョーうざい。」
『え?どうしたの?』
「なんか、今まで好きって言うのが不思議なくらい嫌いになった!」
『あぁ、あの性格ね・・・・』
「うん!あんな奴大嫌い!そもそも、メールが来た時点で汚れてたから!!」
川中くんは極度の女好きだから、学年のほぼ全員のメアドを知っていて、毎日のようにメールしている。確かに亜谷女が嫌いになるのも無理ないな・・・・亜谷女が可愛そう・・・
うちとハラはと言うと・・・・話さないし、話しかけない!それだけ!席が急激に遠くなってからか、お互い意識し始めたらしい。でも、その気持ちはお互い気づいてない。当たり前だろ!うちはハラに嫌われてると思う・・・・
―ある日―
「みんちゃんとハラなんで話さないの?」
いやらしそうに聞く女子。
「2人でイチャイチャしやがって・・・」
隣にハラがいるんですけど・・・・チョーうざい!
なんか男子はいつの間にカツラの話になった。女子はそれを聞いてる。
「お前がカツラだろ!」
「はぁ?お前だし!」
ハラと男子が言い争ってしまった。
『え!?ハラってカツラだったの???』
うちってバカだよなぁ。普通こんな質問するか!
「そんなんだよー、ハラはカツラなんだよー・・・・」
その瞬間・・・ハラ泣いちゃったぁ・・・・カツラがそんなにショックかぁ?うちはそんなバカじゃないから信じるわけないじゃん!
ハラは先生にうちの事と、カツラの事をチクッた。当然男子と女子が怒られた。そんなにうちの事が嫌いなの?もうこうなったら両思いなんてありえないんですけど・・・・てか、亜谷女に相談したら・・・・
「好きだからじゃないの?」
『いや、意味不明だから』
「恥ずかしいからじゃん?それと、みんちゃんに自分がカツラってこと思わさせたくないんじゃん?」
『そうかな?いかにもうちが嫌い!って感じなんですけど?』
「でも、2人ともいい感じになってきたし、平気なんじゃないの?」
『いや、亀裂入ってない?』
「入ってないから・・・・私たちの方が入ってるから・・・・」
確かに、最近亜谷女は川中くんの事かなり嫌ってる。
確かに、最近うちらはお互いの事意識し始めてる。

そんなこんなで冬休みが始まった。1年生でいられるのも後わずか。やだなぁ。2年生になるなんて・・・・クラス替えあるし・・・・最近気になったけど、先生やけにハラの事嫌ってるっぽい・・・・まぁ、ハラの態度が悪いからね・・・授業中うるさい
なにかと問題起こす
廊下・教室を走り回る
言動がバカ
なんで好きになったの?自分がおかしい。てか、攻めたい・・・
亜谷女がハラのメアドを入手したらしい。ハラは女嫌いだから自分の携帯のアドレス帳に女子のメアドが1つも入ってない。入ってる女子は相当すごい!てか、絶対彼女だ!・・・彼女すら入れなさそう・・・・あぁ見えて結構シャイだから・・・・そんなハラのメアドを入手してハラにメールしたら、
【駄目】 【無理】 【やだ】 【うん】 【は?】しか返事が来ないだそうだ・・・あ!いいこと思いついちゃった!いいことかな?
【ねぇ、亜谷女!ハラにみんちゃんがハラのこと好きらしいよって送ってみて】
【いいよ〜♪】
【どうだった?】
【俺は嫌いだって・・・】
【嘘って送って・・・】
【あっそだって】
【どこが嫌いか聞いて】
【性格だって】
【性格?】
【ま、らしいよ】
【やっぱ嫌われてんなぁ・・・】
【ま、性格だけだから頑張ったら?】
【そだね】
やっぱ聞かなきゃ良かった・・・性格かぁ、確かにうちの性格激悪だもんなぁ・・・そりゃ、ハラが嫌いになるのも無理がない。もう、こうなっちゃうと本気で好きになっちゃうやん!なにがなんでも手に入れたる!時々関西弁になっちゃうなぁ・・・この性格も直したほうがええ?


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