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作品名:もしこの恋が実ったら、 作者:みんちゃん

第10回   4章 意識 1部 闇
「咲樹、最悪!」
亜谷女が不機嫌な顔で帰ってきた
『どうしたの?』
「さっき、咲樹がハラのところに行ったじゃん?その時、ハラにブリッコして、班でやらなきゃいけない課題を2人きりでやってたんですけど!」
『は?じゃぁ、その時ハラは?』
「すっごい嫌そうな顔だった。ほら、ハラってすぐ顔に出るから分かりやすいよね♪」
『顔に出るっけ?』
「うん。バレバレ!」
その日は咲樹がそれくらいにすんだのが良かった。咲樹はハラと席が近いから・・・・
「ハラ、このシャーペンよくない?」
「この前見たけど、結構よかったよ。今度買うか迷ってる」
「そう?私も買おっかな?シンプル系が好きだし」
「お前もっと可愛らしいの買えよ」
「黙れ」
「・・・って会話してたのね、そしたら次の日咲樹がそのシャーペン買ってきて、知らずに次の日ハラも同じシャーペン買っちゃったの!ようするに、咲樹の盗み聞き!」
『そしたら?』
「そしたら、ハラがなんで持ってるの?とか、言って怒り気味だったよ」
『そうなんだ』
「あ、ある日はね・・・」

「おい、この色は?」
「青」
「青ない。」
「じゃぁ、みんちゃんに借りれば?かなりペン持ってるし」
「うん」
「あ、原田くん!」
「ぁ?」
「その色はぁ、青じゃなくて緑のほうがいいんじゃなぁい?」
「は?」
「ほら!緑は咲樹、持ってるからぁ!!!」
「じゃぁ、借りる」
「咲樹の隣で作業してっ♪そのペン大切だからぁ」
「・・・・」

「咲樹うざくない?」
『う〜ん・・・』
「あ!亜谷女とみんちゃんじゃん!」
『あ、咲樹。聞きたい事あるからこっちきて』
「ん?亜谷女、みんちゃんどうしちゃったの?」
「さぁ、自分で考えれば?」

『この前、うちがハラのこと見てないのに、ハラがキモイとか言ってたの教えてくれたよね?』
「うん。」
『詳しい事言ってくれない?』
「いいよ♪あのね・・・・」
「あ、みんちゃんがハラのこと見てるよ」
「はぁ?いい加減迷惑なんだよ」
「原田くん、手伝って」
「キモイし・・・・」

「こんな感じだったけど?」
『そう?咲樹ありがとう』

『で、亜谷女教えて』
「いいの?あのね・・・・」
「あぁ!みんちゃんがぁ、原田くんのこと見てるぅ!」
「咲樹、みんちゃん別に見てないじゃん」
「見てるぅ!」
「はぁ?いい加減迷惑なんだよ」
「だよねぇ・・・」
「キモイし・・・」

「こんな感じなんだよね・・・」
『咲樹と違う』
「そりゃ、咲樹が嘘に決まってるじゃん。咲樹も本当のこと言いすぎ」
『やっぱ1学期のこともあったから、嫌われてるのかな?』
「・・・・やっぱ咲樹が邪魔」
そう言うと亜谷女は、目をふせた。


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