20代から中高年のための小説投稿 & レビューコミュニティ
 ようこそゲストさん トップページへ ご利用方法 Q&A 操作マニュアル パスワードを忘れた
 ■ 目次へ

作品名:ネコ模様 作者:座敷

第2回   第一話 ネコの集まり その二
 高さ、10mはある高く枝の太い木の前。「ドラ様行きますよ。ヨル用意はいいか?」
ドラには優しく、ヨルには冷たくキキは、二匹に声をかけた。
「おおいいぞ。」
と、ドラ吉。
「さっさと行け。」
と、ヨル。
「では、用意……、スタート!!」
 その掛け声と共に両者スタートした。

 まず、先を行ったのは、ドラ吉だった。その後を必死で追いかけるヨル。
「素晴らしいです、ドラ様。ヨルなんかに負けないでください。」
「おお、任せとけ。」
「負けてなるものかー!!」
負けじとヨルは、そこから踏ん張った。そして、その踏ん張りが利いたのかドラ吉との差はだんだんと、縮まっていった。
が、それもここまで、最後の1mでドラ吉は、最後のスパートをかけた。
それに、ヨルはついて行けずにあえなく敗北。
勝負はついた。


「やあ、楽しかったな。なっ、ヨル。」
「くそぉ。また負けた。」
悔しそうなヨル。
「やぁい、悔しいだろう。悔しいだろう。ざまーみろ。」
と、自分のことのように喜ぶキキ。
「また、今度も遊ぼうなヨル。」
と、ドラ吉。

 いつもと変わらない景色。いつもと変わらない出来事。
 ネコの日常は、こうして夜が明けるまで続くのだった。


← 前の回  次の回 → ■ 目次

■ 20代から中高年のための小説投稿 & レビューコミュニティ トップページ
アクセス: 1235