私達大人は、社会に出たての頃は右も左も分からず、苦労した人が多いだろう。 しかし今は、仕事にも慣れ、余裕すら出てる。 だからといって仕事を増やすわけでもなく、暮らしに少しの余裕があるくらいが一番!と考えている人も多いだろう。 会社で働き、あるいは学び、家に帰れば明るい家族、冷たい家族、一人の家、が待っている。 我々は頑張っている!だから明日も頑張ろう!そう思う今日この頃だ。 さて、 最近は気になる事だらけだ。 イジメ・自殺・麻薬・殺人・賄賂など。さまざまな場面で犯罪が起こっている。 今私が一番気になるのはもちろんイジメだ。 これからの社会を背負って生きていく子供たちが、またどこかで命の灯火を消そうとしている。 確実に優秀な人間を失っていっている。 私は会社への通勤途中に、沢山の学生を見る。 みんなキラキラした笑顔を浮かべながら歩く姿は、微笑ましさが浮かぶ。 しかし、 私達の知らないところで、そのキラキラした笑顔が消え、悲しむ人々の辛い顔しか浮かばない。 他人の私でさえも、怒りと悲しみでいっぱいになる。 どうしてこんなことがおこったのか。 なぜこんなことにならなければならないのか。 そんなことばかりだ。 人には生きる権利がちゃんとあるのに。 生きて自らの人生を歩む権利があるのに。 なぜそれを他人が奪おうとするのか。 私には理解の出来ないことだ。 今はあまりイジメの話題が少なくなったのが何よりだが、確実に今も行われている。 我々はそれを見ているだけでは駄目なのだ。 ならば我々に何が出来る。 そう思ったとき、社会は、国はなにをしている? よくテレビやコマーシャルで、「イジメ110番」などといったものがある。 係りのものが24時間体制で、子供達の悩みを聞くという事だ。 それで子供達が少しでも希望を取り戻してくれるなら有り難い。 しかし、現にイジメは少なくなっているのかといわれた時。 果たしてそうなのか。 そんな対応で本当に良いのか。 最近疑問に思ってきている。 人が人を助けるとき、言葉で助かるものならいいが、その言葉は被害者だけだ。 加害者に向けられるものではない。 加害者が何も知らなければ、何も解決しないのだ。 今のこの現状に対して、果たして良い対応をしているのか。 十分に見直し必要が有ると私は思う。
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