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作品名:***untitled story*** 作者:鳴瀬 あず

第1回   001*Ricca 01
友達が男の子を紹介してくれるっていうから



表参道のカフェで待つ。



どんな男(ヒト)がくるんだろう?



久々にドキドキ。



いつもよりカワイ目の服できちゃった☆



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『はじめまして。』



………。



待ち合わせにきたのは眼鏡の冴えないヤツ。



電○男かよ…



そりゃあ、オタクに偏見なんかナイ(つもり)。



ドラマも映画もハマッて見てたし。



でも、ブラウン管の中と現実は別っしょ?



友達はOKだけど実際には付き合えん!!!



友達の紹介とはいえ、なんだかガッカリ。



もうちょいマシなのいねぇ〜のか。



でも、私の悲しい癖。



『こんにちわ。』



と愛想良く微笑んでしまう。



八方美人な性格のせいか…



***************************************



適当に話して返すつもりだったけど、



会話にならん!



顔真っ赤にしたまま、一言も話さない。



質問しても答えない。



私はエル○スさんじゃあないから。



『カワイイッ!』



なんて思えないし。耐え切れん!



パパ用の携帯から自分のにかけて



『ちょっと失礼します。』



1〜2分離れて、席に戻る。



『ごめんなさい!!!』



間髪いれずに話を続ける。



『会社から呼び出しがきちゃって…



申し訳ないんですが、今日はこれで失礼させてください。』



電○男は



『あっ、、、、、、はい…。』



とだけ返事をする。



なんかイラつく…



『じゃあ。』



そういって駆け出すように店を出た…。


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