友達が男の子を紹介してくれるっていうから
表参道のカフェで待つ。
どんな男(ヒト)がくるんだろう?
久々にドキドキ。
いつもよりカワイ目の服できちゃった☆
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『はじめまして。』
………。
待ち合わせにきたのは眼鏡の冴えないヤツ。
電○男かよ…
そりゃあ、オタクに偏見なんかナイ(つもり)。
ドラマも映画もハマッて見てたし。
でも、ブラウン管の中と現実は別っしょ?
友達はOKだけど実際には付き合えん!!!
友達の紹介とはいえ、なんだかガッカリ。
もうちょいマシなのいねぇ〜のか。
でも、私の悲しい癖。
『こんにちわ。』
と愛想良く微笑んでしまう。
八方美人な性格のせいか…
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適当に話して返すつもりだったけど、
会話にならん!
顔真っ赤にしたまま、一言も話さない。
質問しても答えない。
私はエル○スさんじゃあないから。
『カワイイッ!』
なんて思えないし。耐え切れん!
パパ用の携帯から自分のにかけて
『ちょっと失礼します。』
1〜2分離れて、席に戻る。
『ごめんなさい!!!』
間髪いれずに話を続ける。
『会社から呼び出しがきちゃって…
申し訳ないんですが、今日はこれで失礼させてください。』
電○男は
『あっ、、、、、、はい…。』
とだけ返事をする。
なんかイラつく…
『じゃあ。』
そういって駆け出すように店を出た…。
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