20代から中高年のための小説投稿 & レビューコミュニティ
 ようこそゲストさん トップページへ ご利用方法 Q&A 操作マニュアル パスワードを忘れた
 ■ 目次へ

作品名:わだかまり 作者:ぴあの

第10回   僕はいい子ではない
いい子のふりをしてきてそれが生きる術であった。
しかし本当は特別でもなくただ普通の人なんだと改めて思う。
心の中で文句も言うし、怒りもする。悪口も言えば泣き言も言う。
しかし表面上は出来るだけ言わないようにしている。
それが礼儀でもあるし、言われた方はたまったもんじゃないというのが
理解出来るからである。
発散は別の方法を取るべきだと思っている。
私は書くことがとにかく発散になる。理由はないが書くと言葉が次々と出てくるので
とても楽しい。文章的には読んでいる方は支離滅裂で大変だとは思うが、書いている方はかなりすっきりとしている。
なにせ心に想ったことをそのままストレートに書いている訳だからすっきりしない方が
おかしいと思う。そう僕らはストレートに表現する事に関してかなり臆病になっていると思う。なぜだろうか?いつからだろうか?どうしてだろうか?
人はそんなに人を傷付けるだろうか・・・。
自分の事を思い浮かべる・・・確かに僕は「あーしまった!」と思う事がある。
・・・という事は人は注意していても失言を多いにしてしまうという事になるものなのだ。
やはり経験していないことに関して特に無知なので色んな失言をしてしまう。
しかしそれはある意味仕方がないといえばそうだと思う。経験がないのだから。
しかし想像は出来るだろう?と言われたが、やはり経験は一番強いのでそれには負けてしまうだろう。
そこでしてはいけない事は素直ではない状態を作ってはいけないという事だ。
いつでも出来るだけ素直でいう事だということ。
そうすれば失敗しても、相手を傷付けてしまっても謝ればいい。
しかしいい子をしていると表面だけのものになってしまうので注意しなければならない。そして出来ればいい子はやめた方が良いと思われる。
理由は疲れるからだ。そして何も生まないからだ。
生産はある意味素の元で作られるべきだと思う。


← 前の回  次の回 → ■ 目次

■ 20代から中高年のための小説投稿 & レビューコミュニティ トップページ
アクセス: 1358