とうとう約束の日。 この考えは誰に何を言われようが変わらない。 「・・・蓮さん、私は・・・あなたと結婚できません。」 「・・・・・・・。」 「蓮さんの事は本当に大好きです。でも、17歳の私が結婚してアメリカについていっても蓮さんの重荷になるだけです。だから、結婚はできません。」 と梨花は深々と頭を下げる。 「梨花、別に俺は、梨花に何かして欲しくて結婚したい訳じゃない。だから重荷になんてなるはずがない!!ただ、ただ傍にいて欲しいだけなんだ!!」 「・・・・蓮さんが、傍にいるだけでいいって言っても私が、私が嫌なんです。私も、本当は蓮さんの傍にずっといたい!!でも、傍にいて、ただ何もできず淡々と過ごしてるだけだといつか絶対に不安になる・・・。結婚って、どちらかの気持ちが不安になるとうまくいかないものだと思うの・・・。」 「俺が、絶対に不安になんてさせない!!だから、」 「不安にさせないなんて事、無理です。だって・・・私、結婚をしなくても、結婚したらって考えただけでも不安なんだもの・・。」 「・・・・・・・梨花の考えはもう、変わらないんんだね。」 「・・・うん。」 「そっか、じゃあ、せめて、5日後、アメリカに発つとき、見送りに来てくれないか・・??最後に、会いたい。」 「もちろん・・・行きます。」 そうして、2人は、それぞれの家路に帰っていった。 2人の目には涙が光っていた。 梨花は自分で結婚はしない、アメリカには行けないっと決断した。 でも、心のどこかでまだ、
もし、私が大人だったら。17歳じゃなかったら。
どうして、どうしてこんなに好き合ってるのに一緒にいられないの??
という思いがあった。 でも、自分で決めた事だから、梨花は後悔はしていなかった。
別れた後、私が貴方にできる事、それは、貴方の幸せを願い続ける事。
17歳の夏。
結婚という2文字は私には大きくて、重すぎました。
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