「・・・結婚ですか??」 「もちろん、今すぐに返事が欲しい訳じゃない。17歳の梨花にとって結婚は想像もつかない位大きな事で、今まで考えたことがないだろう。それにアメリカという異国の地に行くことになる。という事は今までの生活と180度変わることになるだろう。もちろんご両親の承諾も得ないといけない。だから、よく考えてから返事が欲しい。」 「・・・分かりました。よく、考えさせてもらいます。」 「突然、驚かせるような事言ってごめん。でも、これだけは言わせてくれ、俺の気持ちに偽りはない。」 彼、葉月蓮の顔は真剣だった。 「・・・・・・。」 その表情に梨花は何といっていいか分からずただ、黙っていた。 「・・・じゃあ、今日はこの辺で。また、会おう。」 「・・・はい。ありがとうございました。」
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今、梨花の頭は真っ白だ。 17歳の梨花にとって結婚は今まで全く考えたことがないとても大きな事で、正直どうしたらいいのか分からなかった。 本当にこの年で結婚していいのかという不安と、異国の地に自分が向かえるかという不安。 自分はどうしたらいい??どうすればいい??どうする、べき?? もし、仮に彼と一緒にアメリカに行ったとする。 自分は一緒にアメリカに行って何ができる?? 経済力や社会的地位のないただの学生の私に何ができる? 行かなくても分かる。
・・・・・ナニモデキナイ。
でも、もし結婚せずにアメリカにいかなかったらきっと彼と私の関係は終わる。 そんなの嫌だ。 こんなに好きなのに何で別れないといけないのか、別れたくないという気持ちが私の心の中を占拠する。 私は、私はどうしたらいいの?? どうすれば私にとって、彼にとって1番いいの??? どんなに悩んでも、考えても、泣いても、私はどうしたらいいか分からなかった。 しかし、時間は無常にも過ぎていく。 彼に返事する時間は刻々と迫る。 しかし、私はどうすればいいのかまだ、決まらない。
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