12月9日(土) 体重が減ってきたのである。通常46キロ位の私が今日裸で体重計に乗ると、42、5キロしかないのである。食欲も無いわけではないのにも関わらず、この体重の激減は何なのだろう。運動不足は甚だしいし、一日ほぼ2食の状態ではしかたないのか?それとも・・・。 いささかこの闘病生活らしきものにも自分自身疲れを感じてきた。あまりにも長く感じるのである。そのわりには改善が遅く、やりきれない気持ちばかりが先行する。体のどこかに大きな病魔が潜んでいるのか?それとも精神的にまいっていて、それが食欲不振に繋がっているのか?全く自分では分からない。病院の精密検査を受けようとする気力さえ失い掛けている。しかし、はっきりと自覚できることがある、「病は気から」そんなフレーズが頭の中で木霊する。「気は病から」もう一人の自分がそう言っている・・・。 運動不足解消のために階段を歩いてみたり、腕立て伏せをやってみたりするものの、何だか不自然。食欲無し。もちろん急にやるものだから筋肉痛は甚だしい。 時々自律神経の乱れを感じる、やはりこれは精神的部分が大きいと、自己診断している。 明日12日は、腹部のエコーをやるらしい。これは肝臓・胆嚢・膵臓の病変及び胆石などを調べ、CTスキャンは人体輪切りレントゲンとでも言うのだろうか、そんな感じの検査である。 まぁ吉と出るか凶と出るか、なんだかそんなこんななど心配する気力さえもないというか、だんだん闘病というものに飽きてきた。胃の検査はしなくていいのか?まあ痛くも痒くもないから検査しても無駄なのか・・・。でも、食欲があまりないし、体重が一向に戻って来ないのだが・・・。
【胆嚢ポリープ】
12月12日(火) エコーとCTの検査の結果、CTの結果は12月18日にならないと分からないらしいが、エコーの検査結果だけは今日聞くことが出来た。胆嚢にポリープが有るそうだ。膵臓・肝臓には、エコーの検査では取りあえず異常は見つからなかったらしいのだが・・・。 ポリープ??医者の所見によると、「時々発見されることがあります。半年に一回検査を受けて確認していれば大丈夫でしょう。」「あると言うことだけ自覚していて下さい。」らしい。これでいいのか?悪性か良性か調べなくていいのか?まあ素人が色々考えても無駄だろうから医者の言葉を信じるしか術はないのだろう・・・。 しかしなんだかんだと検査の度に発見されて、CTスキャンの結果も心配になってきた。お多福風邪の方は完治したらしい。お多福が完治したことを、妙に喜ぶ医者が私には印象的だった。 診断結果前夜。なんと情けない事だろう。結果が気になる。以前も入院覚悟の一夜を過ごしたというのに、またしてもこの気分。最低だ。自分の心臓がノミほどしかないのだと痛感する。食欲は以前ほどないわけではない。徐々にだが戻って来ている感じがする。しかし体重は相変わらず43キロ付近を行ったり来たりしている。
12月18日(月) 「案ずるより産むがやすし」のことわざ通り、CT検査の結果は異常なかった。やはり半年に1回の検診で、もしも大きくなるようだったら手術が必要と言われた。よって次の検診は来年の6月ということになる。 それから、体重が減ったことをいうと、結局またまた「胃薬」が出た。「体重が増えないようでしたらまた来て下さい」とのこと。実質上病院通いはこれで終わりであろう、いや終わりにしたい。
12月19日(火) 食後に胃の辺りの不快感がある。そして無口になってしまうぐらい体が非常にだるいのだ。夜食後に下痢をした。背中(胃の裏、背骨付近)の痛みも結構ある。最近毎晩マッサージしているのだが、その時はこりがほぐれるが次の日になると結局こりがもどっている。これはもしかしたら胃の具合が悪いという事なのか?耳下線炎にかかってから、ほぼ1ヶ月が過ぎようとしている・・・。 12月25日(月) ようやく食欲が戻ってきたのが実感できる。朝食も以前のように普通に食べられるのだ。暫く体重計にも乗っていなかったが、今日裸の状態で計ったら44キロであった。あと不調な部分といえば、背骨(胃の裏あたり)の痛みである。自分の姿勢が悪いせいなのだろうか?マッサージをしてもらうと随分と楽になるのが特徴である。例によって肋間神経痛も少しあるようだが、気にしないようにしている。そういえば食後に腹部に「チクチク」とした痛みが走るときもある。精神的には比較的リラックスの状態であるといえる。
12月26日(火) 仕事を集中し過ぎたせいかひどい頭痛がする。仮眠をとるが、治らないので鎮痛剤を服用する(久しぶりの鎮痛剤である)が、すっきりと治らない。眼精疲労から来る頭痛のような気がするのだが、1ヶ月前の頭痛が思い出されて嫌な気分になる。久しぶりの鎮痛剤服用なので副作用が特に感じられる。(この副作用は文章では表現しにくいのだが・・しいていえば、体の表面に薄皮が一枚貼られたような感覚、言い替えれば体全体の神経がやや鈍感になった感じ。とでも書けばよいのだろうか?)とにもかくにも頭痛は憂鬱であることには間違いない。今日のように鎮痛剤の副作用を自覚しながら、肝心な頭痛そのものがスッキリしないので更に憂鬱になってくる。仕事で外回り直後にコンピューターの作業にかかると、過去にもこのような頭痛に悩まされたことが何度もあった。たしか耳下線炎にかかり始めの数日もこんな状態からだったと記憶している。 12月29日(金) ここ2、3日時々体がだるくなる(目眩もするし気分が悪い。と言った方が正確かも?)だるくなっている時間もほぼ30分程度で、そんなに長くは続かない。それに決まってコーヒーを飲み過ぎた時は胃のあたりがチクチクする感じがあるし、依然として胃の裏の背骨は痛い。
12月30日(土) 正月が明けたら病院に行った方が良いかも知れない。右脇腹の背中の辺りを叩くと響くような痛みがする(叩かなければ痛くない。)食欲は正常であるが、その他気になることと言えば便が白っぽい(ベージュ色)ことぐらいか・・・・・。 平成8年1月3日(水) 外出中に、胃の辺りの膨張感と背中(胃の裏)にチクチクとした痛みが走った。今までのどの症状と比べても明らかにハッキリとしたものであった。 今日は昼に起床した訳だが、起きた時から体がだるかったし、気分がすぐれなかった。夕食を食べてすぐ出かけたときの出来事であった。その後すぐに帰宅すると症状は嘘のように治ってしまった。夜の12時過ぎたころから、体のだるさも取れてきたが、友人と部屋の中で立って話をしていると、またさっきのチクチク痛がやってきたが、座ると治った。なんだか意味不明の症状である。食欲もあり、体重も徐々にではあるが増えてきているに、いったい何なのであろう? 胃の辺り(背中の痛みも含めて)の痛みよりも、体のだるさが不快感を覚える。体がだるいのが始まるとなんだか気分が沈む感じがすし、仕事も何も手に付かない状態になってしまう。モノを考えることが出来なくなってしまうのだ。正直これには参ってしまう。明日、山田病院に出かけようと思っている。年明けなので混んでいると嫌だと思いつつ、又嫌な病気にかかってなければいいのだが・・・。おそらく又検査をするのかも知れない。ということは悪夢の検査結果前夜がまたやってくる。しかし今の症状はちょっと普通ではないのでやはり専門家の意見を聞く方が賢明かも知れない。 ここで補足しておくが、私の最近の生活リズムは、正午近くに起床。食事を摂る。夕食は7時前後、 深夜2時頃に軽食1回、就寝は4時〜5時頃だ。全く堕落した生活パターンである。特に夕食の前後には強烈な睡魔が必ず襲ってくる。その日によって寝てしまう事もあれば、寝ないときもある。いずれにしても就寝時間に変化はない。仕事など作業の全般は夕食の前後と深夜に集中するが、体のだるさ(痛み)があるときには前記のように手に付かないことが非常に多い。 1月4日(木) 午後から山田病院に行く。症状を説明すると医師は痛みの場所が変わるところから、神経痛かも知れないと診断する。血液&尿検査をする。結果は土曜日6日に出る(アミラーゼ関係を調べるらしい)。結局今日は「総合ビタミン」を投薬され血液検査の結果待ちとなった。検査の結果は血液中アミラーゼ175尿中アミラーゼが1300だった。血液中アミラーゼに関しては正常値だが、尿中アミラーゼが、やや高めと言うことだ。特に投薬の必要もないということだし胃の辺りの不快感も今回の耳下線炎の後遺症といった感じらしく、全く心配は要らないということだった。しかし12月2日の血液検査の時には、アミラーゼが、642。尿内アミラーゼは正常値だったわけで、今回の検査では逆転している。まぁ私は医師ではないので、この逆転の意味は分かるはずもない・・・。 1月8日(月)
今日目覚めたのは昼の3時であった。寝起き直後が背中の痛みが最も強い事に今日気が付いた。寝起き後、数分すれば徐々に痛みは引いていくのだ。まるでそれは筋肉がほぐれていくように・・・。 食事を済ませて仕事に出かけるが、夕方5時頃から「へなへな」と横になりたいほどの「だるさ」が襲ってくる。十分睡眠もとれているにもかかわらず眠気もある。帰宅後少し横になっていると治まってくる。夜になってくると悪寒がしてきた。「熱」があるのかな?と思って体温計を試すと6度3分だった。「熱」はないようだが悪寒がする。もしかして風邪?信じられない。「また?」遠くの方で頭痛の前兆のような感じが・・・。 深夜突然の腹痛。波のように繰り返す痛み、膨張感がかなり不快だった。
1月9日(火) 鼻水&くしゃみが出始めた。やはり風邪のようである。今日(10日)は完全な鼻声状態である。体のほうも節々が痛いというような風邪の症状が見られる。中部地方では久々の豪雪、寒波で特に寒い日が続いている。
1月26日(金) なんとか今日まで騙し騙しと言う感じで過ごしてきた。相変わらず生活のリズムは夜型で、自律神経は乱れている感じはあるものの、特に目立った苦痛はなくなってきているようだ。ただ、背中(背骨)の痛みに関しては継続している。
【突然の目眩】
3月10日(日) 今日は全くまいった一日だった。美容院の帰り道での「目眩」。フラフラとして、立っていることもできず、体は「ぶるぶる」と震えるし、動悸は激しく、極度の恐怖感がある。その症状に異常を感じて119番に電話をする。救急車で病院まで運ばれたまでは良かったが、ハッキリとした原因もわからず、注射を一本打って、帰されてしまう。その後、体の不調もなかった。 その後この目眩は数日間続き、次第に回復していった。目眩の原因はなんだったのか?未だに解らない。
【胃腸風邪】
5月4日(土) この頃食欲がなく、吐き気がするので、コーヒーを止めることにした。食事もろくに取れていない。お粥等の食事をここ2、3日続けている。昼頃から頭痛がして、夜それがピークに、仕方がないので鎮痛剤を飲んで横になる。20分ほど寝て目が覚めると微熱があった(37度ほど)。胃の具合が非常に悪いことを考えると、胃腸風邪かもしれない・・・。仕事も詰まっているのになんということだろう!!相変わらず生活のペースは乱れきっている。起床は昼12時〜1時、それから食事。夜7時頃夕食。夕食後時々1時間ほどの仮眠。4時頃に夜食。そして寝るのは翌朝の5〜6時位。こうやって自分で書いていても情け無くなるようなほど生活は乱れている。こんなリズムで健康的な生活が送れるはずはないとつくづく思っているのだが、仕事に集中できる時間帯というものが深夜にあたるので仕方がない。 言い訳などを言ってないでなんとか改善していかないと、本当に成人病になってしまう。と、本気で思っている。 話は戻るが最近特に不快に感じている吐き気にしても、昼に起きて食事して、缶コーヒーを飲むと吐き気がしたのが事の始まりだった。その後仕事でお客さんの所でコーヒーを飲む度に胃の具合は悪化していったような感じである。嘔吐までは一度もなかったが、不快感は極まりない。それにもうそろそろ、エコーで胆嚢ポリープの状況を見てもらいに行かなくてはいけない時期にきている。これも私の心配事の一つである。 5月5日(日) 相変わらず胃の調子悪し、といっても胃ではないかも知れない。吐き気があるだけなのだ。夕方(8時頃)になると体が暖かく感じる。熱っぽい感じだ。咳も多少出るのでもしかすると風邪なのかも知れない。とにかく食欲は全くない。大丈夫なのだろうか?
5月7日(火) 意を決して病院へ、最近近くにできた「新美クリニック」である。医師のいうことには、胃腸風邪であろうということだった。その証拠に?点滴を一本打ってもらったら今までの苦痛が嘘のように無くなった。それだけではない、私が偏頭痛持ちであることを告げると、偏頭痛の予防薬なるものを処方してくれた。なんでも脳の血管の収縮を調整する薬らしく、一日一回の服用をしなくてはならない。で、その結果自分でも信じられない程、頭痛が起こらなくなった。現にこれを書いている5月9日の夜に、やや頭痛の前兆があったので、頓服(頭痛時に飲む薬も処方してもらっていた。)を飲んだら、1時間程、じっとしていただけで治ってしまった。今までは鎮痛剤を飲んでもなかなか治らなかった頭痛が、いとも簡単に治ってしまうので多少驚きを感じている。風邪の具合(胃の調子も含めて)のほうはまだまだスッキリしないが、回復に向かっていると感じる。そういえば今日9日昼頃から背中(例の場所)が痛いので久しぶりにピップエレキバンを貼った。なかかなかの効き目だ。 6月2日(日) 初めて胆嚢ポリープが発見されてから半年が過ぎた、いよいよ最初の検査である(明日6月3日:奇しくも良子誕生日である)。例によって不安で一杯である。ただ確実にいえる事は、半年前の3mmより大きくなっていれば手術ということである。現状維持の3mmであれば、また半年後に検査ということになる。いずれにしても体に爆弾を抱えた状態には変わりない。 話は変わるが前に書いた偏頭痛の予防薬のことだが、一日でも飲むのを忘れると「ちりちり」頭痛が始まる。(昼に飲むことにしているのだが、時々忘れる。)しかし、鎮痛剤を飲めば少ない時間で回復してしまう。この薬そのものが習慣となって、永久に飲まないといけなくはならないものかと多少心配である。 話は戻って、明日の検査の結果はこのあとに記される事になると思う。以前もそうだったが(検査の前日はいつもこうだ。)心配で仕方がない。どうしようもなく心配である。怯えているのである。全く情けない。この心配が現実にならないように祈るほか今の私にできる事はない。 【腎臓の影】
検査の結果が出た。ポリープの大きさは、見る角度によって違うのだが、ある角度では3mm×3mmで、また別の角度では4mm×4mmらしい。まぁ以前検査した時と変わっていないということだ。ところが今度は腎臓に細胞の影(?)が見つかった。尿の検査をすれば詳しい内容が解るらしく尿検査の瓶をもらってきた。(3回分)まったく次から次へと困った体だ・・・。我ながら嫌になってくる。医師はしきりに「ガンなどではない。」と言っていたが、その細胞の影の部分が大きくなってこないように見守らないといけないらしいので、それほど単純な「影」でもなさそうである。「腎臓細胞腫?」 健康が一番。不健康、故障。・・・故障である。私の体は故障しているのだろう。きっと。今度ばかりは確信が持てるのだ。去年の「おたふく」のあたりからどうも変だった。故障の始まりであった。ああ、仕事も折角波に乗ってきたのになんということだろう。「ついてない」「ついてない」「ついてない」私の人生は結局「ついてない」の一言で終わってしまうのだろうか?「わらない」「わからない」「わからない」人は自分の人生についてこう感じるときにどうするのだろうか?いつまでも、最後の最後まで前を見つめて前進しているのだろうか?また、出来るのだろうか?体の故障。自覚症状は全くない・・・恐怖。闘病日記の本格的な幕開けかも知れない。
6月5日(水) 昼、頭痛と寒気がする上、体がだるく下痢をした。涙が出てきた。恐怖、恐怖だ。なんでこんな目に会わなければならないのか自分にもわからず、ただただ悲しい、悔しくて涙が出てくる。検査の結果も聞いてないのに目に見えない病魔に怯え、今後の生活にも不安を覚え、子どもも生まれてくると言うのになんと情けない父親なのだろうと思うとどんどん涙が出てくる。「情けない。」「情けない。」 いつもの頭痛の薬も効き目がないし、無性に眠気がする。ごろごろ横になっていたい気分で一杯なのだ。不規則ではあるが、何時間寝てもまた眠れてしまう。自律神経もおかしくなってきているようだし鬱の状態になっているのかも知れない。良子には全く迷惑な事だろう。「スミマセン」今、私にはこの5文字しか口に出せない。辛いのは私などよりきっと良子の方かも知れない。きっとそうだ。しかし私には今の所、自分の感情をうまくコントロールすることが出来ないのだ。いつもそうだ。いつもこうなのだ。「スミマセン」ただその言葉を繰り返し、繰り返し、良子には言いたい。何度も何度も自殺を考えている。
6月6日(木) 余りにも目眩と検査の結果が気になるので病院(新美クリニック)に行った。目眩は特に原因となるものはないらしい。それと検査結果は、3回の尿検査の1回目の結果が出ていた。5段階評価のテストで一番可能性がない「1」段階であった。残る2回のテストの結果を見てみないと何ともいえないが、恐らく大丈夫であろうという事であった。(2回目、3回目で悪い結果が出ないという保障は100%では無ないと言う意味だ)目眩の方も恐らく精神的な部分から来ていると思われるが、検査結果が最後まで出て、それでもまだ目眩等の症状があるときには再度検査をしてみよう(どこをどう検査するかは不明)と言うことであった。とにかく、今回の目眩は、「不安」「悪寒」「寒気」等を伴っていたので凄く不快であるだけに、なんとかならないものかと思っている。結局、目眩の薬と、例の頭痛の薬をもらって帰ってきた。尿検査の残り2回の結果は6月9日(月)に再度病院に聞きに行く事になった。 6月7日(金) 早朝6時頃目覚める。非常に空腹感を感じたからだ。パンを一個つまんだら眠たくなってきたので再度寝る。来客で10時に床を出るがお客さん帰宅後、異常な寒気を感じたので布団に入ると1時頃まで寝てしまう。昼食をとってまた3時30分頃まで寝る、よくもこうも寝られるものだ。全くあきれてしまう。夕食もろくに食べられないまま(食欲がない)夜になる。風呂に入る前(10時頃)、これまた異常に疲れを感じる。変な表現だが、目だけが眠たいのだ。非常に目をつむりたい衝動に駆られる。しかし頭は眠たくないから不思議というか妙だ。風呂から出て、しばらくすると今度は悪寒がする。例の眠気もある・・・。何なのだろう・・・。こうやって日々自分の体の症状を書くのが嫌になってくる位自分の体が信じられない。
【精神症】
6月8日(土) 病院に結果を聞きに行った。尿検査は3回とも癌細胞等は発見されなかった。ただ少し尿に血液が混じっているということだった。これについて医師に尋ねたところ、「腎臓の調子が少しでも崩れると血液が混じることは珍しくない」らしい。とにかく今日まで自律神経が狂っている症状があるので(目眩、悪寒等)それらについては「CONSTAN」(精神安定剤)を投与してもらうことになった。効き目は流石にある感じだ。(多少お酒に酔った感じもないわけではないが・・・。)その前に本日病院では50問近いテスト(性格テストのようなもの、医師は英語3文字で、XXXと言っていたが忘れた。)をした。その結果は著しい精神的障害、いや精神症。自律神経失調症であることが解かったらしい。・・・で、結局CONSTANの投与となった運びである。 胆嚢ポリープと腎臓の影についてであるが、どうしても気になるのなら後日専門の医師を呼んで再度検査をするそうである。その期日は来月でも良いし半年先でもいいらしい・・・。「医学」・・・それはなんとも難解で不可解であると感じる。そんなことより今の私にとって検査結果が提示されるまでのプレッシャーの方が重大であるのだ。 夕食後そのCONSTANを飲むと、実に爽快・・・いや落ち着いた気持ちになった。ところが夜食後(4時頃)に飲んで寝たところ恐ろしい悪夢におそわれた。悪夢と言うよりは、なんと言ったらいいのだろう。終わりのない迷路、迷宮のなかをさまよう様なとりとめのない奇妙な悪夢である。目を覚ましてからでも夢と現実の区別が付かないぐらい自分の精神状態が撹乱している。気を紛らわそうといろいろ試みてみた(ファミコン。ビデオ。この文章を書いているのもその一環である。後で読み直すとチンプンカンプンな文章かも知れない。)。詳しい夢の内容は、デジタル的なパソコン関係の夢であった。そしてどうしようもなく「堂々巡り」の夢なのである。狂人と正常人の狭間をさまよった気がした。ただ寝付きは良かった。それは感心している。そろそろ落ち着いてきたので煙草に火を付けて今書き記した部分でも読み直して見ようかと思う。相変わらず眠気はかなりある。 たばこも一本吸い終わった・・・・気分も多少落ち着いてきた。そろそろ眠るとしようか・・・。またさっきと同じ夢を見ないことを祈って。
6月10日(月) 今日はCONSTANのおかげで随分楽だった。しかし夜に少し根を詰めて仕事をしたら目眩を感じた・・・。それに相変わらず良く眠れる。信じられないくらい眠ることが出来るのだ。日中はなんとか外に出る気力も多少あったし行動的であったが、帰ってきたらまた眠気が。この調子で夜もなるべく早い時間に寝ることが出来ると良いと思う。
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