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作品名:人格崩壊。 作者:田島

第1回   人格崩壊(1)
人生がリカバリーできたとしたら、
私は、ハードディスクを取り出して、パソコンの命を絶つことでしょう。
人生のやり直し・出直しなどこれぽっちも脳裏の片隅にもありません。
パソコンが執筆の唯一の手段ですが、最後の日にはパソコンも売り払う
事になるかも知れません。振り込み詐欺・出会いサイトの詐欺、次々と
私を襲うこれらの事実は、私の無知故の結果でした。
私の財布からは次々と札束が無くなり、今月果たして生活する事が出来るのか
とても不安なのです。正当な社会人の人達とは雲泥の差なのです。
私は人間の営みを全く理解できません。

社会のヤミ金でさえ融資をしてくれません。最低限の人間です。社会的地位も無く
社会から全く信用されていないどうしようもない男で、公共料金は月を追うごとに
蓄積してゆき、支払い不可能な状態となるのは目に見えている事でしょう。

自費出版など夢の夢・・・自己破産の手続きも長期に渡る。


不安や恐怖もて人を脅かす奴(や)輩(から)は
自(みずから)の付くりし大それた罪に怯(おび)え
死にものの復讐に備えんと
自(みずから)の頭にたえず計らいを僞(いつわ)す。

ルバイヤット










































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