書評などのレビューコミュニティ
 ようこそゲストさん トップページへ ご利用方法 Q&A 操作マニュアル パスワードを忘れた




難しい 評価・オススメ度 ★★★
名前 出雲一寸 お気に入りに追加 性別 非公開 年齢 非公開
投稿日時 2010/03/02(Tue) 21:27 更新日時 2010/03/02(Tue) 21:27
「大河の一滴」

著者 五木寛之  出版 幻冬社文庫

p93より引用
“だからたとえ幼稚な愛であっても、
人はせめてナルシズムからでも出発するしかないのでは、と。”

戦中戦後を過ごした著者の死生観と、
それに照らし合わせた現代に対する思いをつづった一冊。

上記の引用は、
自分を憎む者は他人を憎むという考えに対する一文。
自分の命を大事に出来ず自分で命を傷つける事と、
他人の命を傷つけることが背中合わせではないかという問題は、
非常に難しい問題だと思います。
答えがいつまでも出ないのではないでしょうか。
戦中戦後体験者の考えを覗いてみたい方に。

詳細を見る



出雲一寸さんの掲示板へ

前の画面に戻る