「神は沈黙せず(上)(下)」
著者 山本弘
出版 角川文庫
p447より引用
“自分が間違っている可能性を探すこと。
それが道を誤らない為の唯一の方法です。」”
SF作家で、
と学会会長である著者による長編大作。
子供の頃の災害により、
神に疑問を抱いた兄妹を主人公とした物語。
世界の不条理な出来事を元に、
神の存在について精密な論理が展開されます。
この作品をよむまでは、
著者の事をと学会会長としてしか知りませんでした。
小説家としてまったく触れた事が無かったのですが、
しかしこの作品は読んで本当に良かったと思います。
上記の引用は、
登場人物の一人が安易に確信を抱く事に対しての、
警告の一言。
トンデモ本シリーズで見聞きしたネタが満載なので、
ファンのかたはより一層楽しめると思います。
この作品は読んで良かったと、
心のそこから思います。
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