「モーティマー夫人の不機嫌な世界地誌」
編者 トッド・プリュザン
訳者 三辺律子
出版 バジリコ
p33より引用
“進化には時間がかかる。”
19世紀ヴィクトリア時代の子供向けの本の作家、
ファヴェル・リー・モーティマー氏による、
世界についての過激な発言集。
兎に角ひたすらに辛辣な文章がつらつらと並び続けます。
上記の引用は、
編者による前書きの最後の一文。
この文章の前に現代の著名人による、
配慮の足りない発言がいくつか紹介されています。
それを受けての意見ですが、
なんとも苦笑してしまいます。
この本が何より面白いと思うのは、
著者が世界のことを描きながら、
生涯二度しかイングランドを出たことが無い事。
その二度も、
パリ旅行とエジンバーグと極めて近所だそうです。
内容が内容なので大人向けだと思います。
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