書評などのレビューコミュニティ
 ようこそゲストさん トップページへ ご利用方法 Q&A 操作マニュアル パスワードを忘れた




なんだか楽しそう 評価・オススメ度 ★★★
名前 出雲一寸 お気に入りに追加 性別 非公開 年齢 非公開
投稿日時 2009/12/10(Thu) 23:16 更新日時 2009/12/10(Thu) 23:16
「世にも美しい数学入門」
著者 藤原雅彦、小川洋子  出版 ちくまプリマー新書

p32より引用
”「三角形の内角の和が180度である」
と言う一行が持っている永遠の真理は何物にも侵されない。”

「博士の愛した数式」の作者と数学者の対談集。
数学の魅力を語り合う様子は、
数学が良くわからなくてもなんだか楽しそう。
実用にすぐ役に立つことが格下という、
数学の価値観に不思議さを感じます。
しかし、
人を感激させる文化と同じと解説されると、
ほんの少しですがわかったような気がします。

答えがはっきり出る数学の世界でも、
「不完全性定理」などという物があるところに、
大変な不思議さを感じます。
数式もある程度本文の中にでてきますが、
そこを読み飛ばせば対談として楽しく読めます。
数学を嫌っている方おすすめ。

詳細を見る



出雲一寸さんの掲示板へ

前の画面に戻る