「世にも美しい数学入門」
著者 藤原雅彦、小川洋子 出版 ちくまプリマー新書
p32より引用
”「三角形の内角の和が180度である」
と言う一行が持っている永遠の真理は何物にも侵されない。”
「博士の愛した数式」の作者と数学者の対談集。
数学の魅力を語り合う様子は、
数学が良くわからなくてもなんだか楽しそう。
実用にすぐ役に立つことが格下という、
数学の価値観に不思議さを感じます。
しかし、
人を感激させる文化と同じと解説されると、
ほんの少しですがわかったような気がします。
答えがはっきり出る数学の世界でも、
「不完全性定理」などという物があるところに、
大変な不思議さを感じます。
数式もある程度本文の中にでてきますが、
そこを読み飛ばせば対談として楽しく読めます。
数学を嫌っている方おすすめ。
詳細を見る



|