「人に聞けない大人の言葉づかい」3
著者 外山滋比古
出版 中経の文庫
p93より引用
“ことばは、われわれが着る衣服のようなものである。
着たきりスズメ、
一つしか着物がないというのはまず例外である。”
英文学者である著者による、
言葉の教養を見につける為の一冊。
言葉の気遣いから敬語の難しさまで、
具体的な話がエッセイのように書かれています。
上記の引用は、
あいまいな言葉のよさを述べた項の中の一文。
相手をうまく立てたり気遣ったりするには、
語彙が豊富なほうが有利なのだろうと思います。
p218のイギリスでの言葉と身分の社会的意義については、
なんだかなという感じです。
他の人が使うか使わないかで左右される上品さには、
それほど重みがないように思います。
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