「薬局通」3
著者 唐沢俊一
出版 早川書房
p125より引用
“独創性というのは案外身近に実例があるものだ。”
雑学博士として有名な作家である著者による、
薬に関する話題をまとめた一冊。
身近な町の薬局の謎から作用・副作用についてまで、
実家が薬局である著者ならではの雑学が盛り沢山です。
上記の引用は、
日本の貼り薬に関するコラムの一文。
隣の芝ばかり見ているよりも、
自分の家を地道に手入れしたほうが良い気分になれるようです。
世界では貼り薬が発達している国は、
あまりないらしいです。
祖母が病院に通っている時は、
湿布薬があふれる程家にあったものですが、
祖母が風呂場でうっかり湿布を置き忘れると、
次の日何倍にも膨張した、
奇妙で気味の悪い白いゼリー状の湿布を何度も見ました。
ああいう光景を外国の方は見ることはないのでしょうか、
みた所でまったく意味はありませんが。
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