「ショージ君の青春記」3
著者 東海林さだお
出版 文藝春秋
p91より引用
“大学に入学したてのころは、
どうも女学生対策にばかり心をくだいていたようである。”
漫画家でありエッセイストである著者による、
著者の青春時代の思い出を綴った一冊。
子どもの頃の疎開から大学漫研時代の仲間達についてまで、
いつもながらの楽しい文体で書かれています。
上記の引用は、
大学に入学した時のエピソードが書かれた章の中の一文。
今も昔も男子大学生の頭の中は、
それほど変わりが無いのではないでしょうか。
けれどこの年代の男性がこうでなければ、
生物種としてのこの先の寿命に期待は持てないので、
これでいいのだと思います。
漫研のエピソードの中に出てくる仲間の名前が、
一度は聞いたことのある名前ばかりで、
漫画家の当たり年だったんだろうかなぁと思いました。
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