「からだの見方」3
著者 養老孟司
出版 筑摩書房
p168より引用
“学問の初歩も模倣にはじまる。
そんなに心配しなくても、徹底的にお手本通りにやろうとすれば、
どうしてもそうはいかないことが、いずれわかるはずである。”
解剖学者である著者による、
体や心その他もろもろについてのエッセイ集。
男女の体の違いについてからタバコについてまで、
独自の視点で書かれています。
上記の引用は、
個性に関する項の中の一文。
まず何事もまねる事から始めるのが、
自分の個性を発見する為の第一歩でしょうか。
目の前にある何かを、
やってみたいと思うか否かの時点で、
すでに個性は表れているのではとも思います。
この引用と同じ様な考え方は、
少し前に紹介した「子どもを育てる絶対勉強力」にも、
書かれていた様に憶えています。
教えを受けて真似をしてみて、
自分に出来る事と出来ない事を知り、
出来る事を伸ばしていくというのが、
楽しいのではないでしょうか。
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