「ナマズの丸かじり」3
著者 東海林さだお
出版 文藝春秋
p119より引用
“その昔「魚肉ソーセージ定食」というものがありました。”
漫画家でエッセイストである著者による、
食べ物に関するエッセイをまとめた一冊。
駅弁からふぐまで、
おおよそ身近な食べ物について楽しい文体で書かれています。
上記の引用は、
魚肉ソーセージについての項の中のイラストに添えられた一文。
外で食事をする時のメニューでは見かける事はないですが、
自宅で特に食べる物が無い時は、
買い置きの魚肉ソーセージとインスタントの味噌汁で、
この定食を楽しみます。
昔ではなく今でも現役のおうちメニューの一つです。
表題に出てくるナマズについてですが、
私は生まれてこの方食べた事が無いのですが、
著者がおっしゃるにはどうやらおいしいようです。
美味しくて川や沼で捕れるはずなのに、
日本ではどうしてメジャーではないのでしょう。
近所のお年寄りの話の中で鯉をよく食べた話は聞くのですが、
ナマズを食べた話は聞いた事がありません。
釣りの対象として難易度が高いせいなのかも知れない、
と思いました。
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