「きまぐれロボット」4
著者 星新一
出版 角川文庫
p96より引用
“「やれやれ、せっかくの薬を、むだにしてしまった。
たくさん飲んだから、それだけ面白いというものでも
ないようだな」”
SF作家である著者による、
ショートショート作品集。
面白い発明から宇宙人が訪ねてくる話まで、
一話5ページ位のものが36篇収められています。
上記の引用は、
夢を見る薬の話の締めの一文。
過ぎたるは及ばざるがごとし、
ということでしょうか。
どの様な事にもいい塩梅というものがあるようです。
私の場合ゲームが好きなのですが、
丸一日ぶっ通してプレイするとさすがに疲れます。
それでもまた次の日プレイするのだから、
好きな事には疲れも楽しみの内なのかも知れません。
作品の雰囲気に合った挿絵がよい味わいですが、
もう少し気合を入れて書いてほしいなとも思います。
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