書評などのレビューコミュニティ
 ようこそゲストさん トップページへ ご利用方法 Q&A 操作マニュアル パスワードを忘れた




二度と起こってほしくない 評価・オススメ度 ★★★★
名前 出雲一寸 お気に入りに追加 性別 非公開 年齢 非公開
投稿日時 2011/03/20(Sun) 17:35 更新日時 2011/03/20(Sun) 17:35

「ゴハンの丸かじり」4

著者 東海林さだお
出版 文藝春秋

p60より引用
“幕の内弁当なども、おかずがぎっしり盛りつけてあるが、
どこかにスキマがある。
くどいようだがおせちにはスキマがない。”

マンガ家でありエッセイストである著者による、
食べものに関するエッセイをまとめた一冊。
煮豆等純和風のものを中心に少し他国の物を入れ、
数多くの食べ物に対して著者独自の文体で書かれています。

上記の引用は、
おせち料理についての項の中の一文。
確かに、
おせちの重箱はビッシリ・ギッシリと詰まっており、
見本の写真を見ているとよだれが出そうです。
しかし、
このおせちのおいしさの重要な要素の一つを、
まったく無視しないがしろにしたおせちが、
今年のお正月を悪い意味でにぎわしたのは記憶に新しい所です。
食事を大切にしないあのような事件は、
二度と起こってほしくないなと思います。

ーーーーー

詳細を見る



出雲一寸さんの掲示板へ

前の画面に戻る