「食べ物さん、ありがとう」5
著者 先生=川島四郎、生徒=サトウサンペイ
出版 朝日文庫
p34より引用
“育ち盛りの子どもには、
内臓や骨までいっしょに食べる全体食が大事だということが
わかります。”
食糧・栄養学者である先生とマンガ家である生徒二人による、
食べる事に関しての対談をまとめた一冊。
お腹の中で働く酵素からアフリカの百五歳のお婆さんの話まで、
これからの食生活を見つめ直さずにはいられない話が、
盛りだくさんに記されています。
上記の引用は、
年齢に応じた物を食べると言う事に関する中の一文。
自分が食べて体にいいものかどうかは、
自分の体に相談するのが一番と言う事でしょうか。
この全体食のほかに、
青菜をたくさん食べる事とカルシウムをしっかり摂る事は、
何度も何度も出てきます。
特にカルシウムについては、
「カルシウム教祖」と先生が呼ばれているらしく、
その大切さがひしひしと伝わる位に書かれています。
昭和61年の出版なので、
情報の変化はあるかもしれませんが、
変わっているところがどこか調べながら読むのも、
面白いかもしれません。
生きている全ての人に。
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