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境地に至りたい 評価・オススメ度 ★★★★★
名前 出雲一寸 お気に入りに追加 性別 非公開 年齢 非公開
投稿日時 2010/09/24(Fri) 21:05 更新日時 2010/09/24(Fri) 21:05
「食あれば楽あり」5

著者 小泉武夫
出版 日経ビジネス人文庫

p213より引用
“舌と鼻と耳と手といった、いわゆる五感というものに
神経を集中させて怠らなければ、
その食材の持つ真味といったものと
必ず出会うことができるのだ。”

発酵学者である著者による、
日本経済新聞に連載されたエッセイをまとめた一冊。
シリーズ二冊目。
著者自らがその舌で体験した食や、
その周辺に関しての事柄が大量に書かれています。

上記の引用は、
ニシン一匹で他の人が心配するほど感動する著者が書いた、
味に対しての一文。
この後、
上記の境地に至れば何を食べても美味であると、
さらに著者は続けます。
あらゆる物をおいしく食べられる、
なんて幸せなんだろうと思います。
早く著者の境地に至りたいと思わずにはいられません。

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