「食に知恵あり」5
著者 小泉武夫
出版 日経ビジネス人文庫
p49より引用
“ひょっとしたら江戸時代に紙まで食べて除いた「悪病」とは、
こうした生活習慣病だったのかもしれない。”
発酵学者である著者による、
日本経済新聞に連載されたコラムをまとめ、
書き下ろしを加えた一冊。
1996年に刊行された物の文庫版。
ありとあらゆる食べ物について、
事細かに面白いエピソードが書かれています。
同じ著者の「怪食紀行」シリーズよりは、
文体は固めのように思われます。
上記の引用は、
江戸時代に和紙を味噌汁の具にして食べていた話の、
締めの一文。
紙まで食べる位しないと生活習慣病を予防出来ないのなら、
現代の食生活で生活習慣病が多くなるのは、
当たり前なのかもしれません。
食べ物の事なのでどなたにでも。
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