「誰だってズルしたい!」3
著者 東海林さだお
出版 文春文庫
p204より引用
“最後の晩餐は次第に在庫一掃の様相を呈してくるのであった。”
マンガ家でありエッセイストである著者による、
雑誌連載された「男の分別学」というエッセイを、
改題しまとめた一冊。
日常生活のあれこれについて、
楽しく書かれています。
上記の引用は、
「地球滅亡の前夜に「最後の晩餐」」と題された章の、
締めくくりの一文。
作者の物を大切にする精神が、
よく表されているように思います。
同じ著者の食に関するシリーズではないのに、
結局食に関する所に注目してしまう私は、
ひどく食いしん坊なんだなと苦笑してしまいました。
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